この前預かった向かいの団地の電動草刈り機。

本体には植木バリカンって書いてあるからこっちが名称が正しいんだろうけど。

まぁ、どっちでも良いんですけどね。

預かったままでほっておくわけにはいかないんでとりあえずバラして中身を確認することに。
その前にもう一度、動作確認してみたけど2台とも普通に動いてて止まる様子は全く無し、
短時間で使う分には問題ないのかなって感じがするけど。


2台あるんでまずは1台だけバラしていきます。
底面の鉄のフタ部分を外すと刃の部分が取り外しできた。


ギヤが見えてグリスだらけになってるけど肝心のギヤの噛み合わせ部分のグリスは飛び散ってケースにこびりついてる。


ケースを分解する前にグリスを取り除いておいたけどね。

 



次にケースの合わせ面のプラスネジを外すとケースを割ることができてモーターとギヤ、スイッチ部分が丸見えに。


中身はシンプルな構造でモーター剥き出し。
昔やってた電動のラジコンカーをイジってた頃を思い出す。


モーターのブラシが当たるコミュテーターの汚れはそんなにひどくはないしヘタリもないんで大丈夫そう。
回転がたまに止まるってことだったんでブラシが割れてるかもって思ったけど割れも無し。
モーター部分は特に問題無さそうかな。


スイッチや配線周りを見てみたけど配線の断線や焼けは特に無し。
スイッチの動きも悪くないんで大丈夫だとは思うけどね。
モーターやスイッチ、配線自体は全然問題無さそうでこれといった不具合は発見できず。

気になるといえばグリスが飛び散ってギヤにグリスがほとんど付いてないぐらい。
グリスがないとギヤの熱が上がりやすいしモーターも熱くなるのがはやくなるかなって思うけどね。

それと草のカスが内部に侵入してる。
密閉されてるケースじゃないから草のカスの侵入は防ぎようがないけど。


せっかくバラしたんでこのまま元に戻すだけでは芸がないんで内部洗浄して新しいグリスでグリスアップしてから組むようにします。

一応、内部のリフレッシュをやってみるんで少しは良くなってくれれば良いけどね。
この1台をやってみて音や動きがよくなるようだったらもう1台も同じようにリフレッシュしてみるけど。
まずは1台目を洗浄してグリスアップやって仕上げていきます。