燃料ポンプは再利用不可能でショックが大きかったけど気を取り直してガソリンタンクの錆取りを進めて行くことに。


スコープカメラでタンクの中を覗いてみたけどめちゃくちゃひどいとは思わないんですけどね。

 


タンクの底がヘドロのようになってるけどね。

 


タンク上面のタンクキャップ周辺から横にかけてはシルバーが見えてたからね。
これぐらいの錆なら楽勝ちゃうのって思ったぐらい。

ガソリンタンクの錆取りって言っても順番がある。
まずはタンク内部を洗浄して油分を取り除いてから錆取りしないと綺麗に錆を落とせない。

ということで、まずはタンク内の洗浄からスタート。
汚れがひどいんで洗浄するだけで使えるようになったら良いのになっていう甘い期待をしつつ洗浄開始。


洗浄は普通だったら中性洗剤で油分を落とすぐらいで良いけどそんなかわいい汚れ方じゃないんで高圧洗浄機でこびりついてる汚れを落とすことに。

洗剤使って洗浄してもすぐに汚れて新しい洗剤使ってってなると思うから大まかな汚れは高圧洗浄機で落としたほうが早いし安く上がるからね。

まずは底面の汚れを落とすためにタンクキャップのほうから高圧洗浄機を突っ込んでガンガン洗浄。
ただ、タンクキャップが狭いから先端がタンクの中には入らないけどね。
先端の向きを変えて底面全体に水が当たるようにはしたけど。

燃料ポンプの穴から茶色い水がいっぱい出てくる。
どんだけ汚れてんねんっていうほど茶色の水。
それと錆の塊もいっぱいあるみたいでタンクを振るとカチャカチャ音がなってるし。


ガソリンが腐ったモノと水分が混ざった汚れだけかと思ってたから予想外に錆の塊が多いのにビックリしたけどね。
そんなことはお構い無いしに高圧洗浄機でガンガン汚れ落としていったけど。

タンクの底面の汚れを落としてプラスチックケースに溜まった水を抜くと錆の塊がいっぱい。
タンクの底だけがめちゃくちゃ錆びてたんでしょうね。

 

 



汚れが落ちたんで良かったわってことで次はタンク内部の上のほうの汚れ落としを。
こっちは燃料ポンプの穴が広いんで作業しやすくて良いけどね。
あんまり錆は無いし汚れも少ないからすぐに終わったけど。


これで汚れ落としも終了ってことでタンクをひっくり返して通常のカタチにタンクをプラスチックケースの上に。
タンクキャップから中を覗くと小さい丸の光がいっぱいある。

 



穴開いてるやんってことで涙が出そうになりましたよ。
小さい丸の数がかなりある。
軽く10ヵ所以上。
高圧洗浄機でかなりの力が掛かったからだけど錆で鉄板が薄くなってるから錆取りやったら穴開いたんだろうけど。

 



燃料ポンプの尋常じゃない汚れ方からしたらタンク内部はまだ綺麗やんって思ってたけど甘かった。
タンク底面がサビサビで鉄板が薄くなってるっていう考えがなかったのが浅はかでした。

燃料ポンプだけでもかなりのショックだったのにガソリンタンクの穴はそれ以上にショック。
動かす気力が一気に失せてきた。

見た目ではここまでひどいようには思わなかったんですけどね。
このコニンジャはかなりハズレの車両でした。
今月中に動かしたいなぁって思ってたけどゆっくり直して行こうかなって思うようになりました。