VTR250のマスター交換やったあと試走して確認。
とりあえず純正マスターよりもブレンボもどきのマスターのほうがフィーリングが良いんで作業終了。

で、まだ時間があるんでVTR250の純正マスターを仮組した状態になってた中華ゴリラを仕上げることに。


マスターの本締めをやってエア抜き。
ステムベアリングの交換もやってガタは無くなってると思うんでエンジン掛けたい。

 




ただ、キャブが真冬仕様になってるんで何度かきっくしたけどエンジン全然掛からず。
やっぱりメインジェット交換しないとダメみたい。

ということで、キャブバラしてメインジェットの交換。
キャブセッティングもまだ中途半端な状態でこれからきちんと合わせていかないといけないんですけどね。


まずはエンジン掛からないと話にならない。
去年の夏頃にエンジン掛けたときのメインジェットの番手を見てみると118番。
バラして現状の番手を見ると128番でした。
さすがに10番もアップしてると濃すぎて掛からないのもうなずけるけど。


で、118番に付け替えてキャブを組んで取付け。
キック2、3回でエンジン始動。


アイドリングを調整してブリッピングしてみると意外と吹けてるんで試走することに。


走り出してみると吹け上がりがちょっと重い。
スローからニードルにかけてが濃いかなって感じ。
そこからアクセルゆっくり開けていくと回転は上がってくるんでメインは大外れはしてないみたい。
キャブセッティングは車体がある程度決まらないとちゃんと走行できないんで今はこれで十分だけどね。


で、肝心のフロント周りのガタはと言うと車のペースで走ってる時は前よりも車体が安定してる。
ペースを上げていっても前みたいにブルブル震えるような感じはないんでアクセル開けていけるけど速度が乗ってくるとフロントが軽くなって安定感が無くなってくる。

前みたいに不具合があるって感じはないんでサスのセッティングでどうにかなるかなって感じだけど。
フロント周りのガタは感じないんでステムの不具合は一応直ったのかなって思うけどね。


それにしてもこのバイクはポジションがめちゃくちゃ悪い。
ステップの位置が高すぎるというかシートが低く過ぎるというかめちゃくちゃ乗りにくい。
シートの位置は見た目のバランスで決めたから仕方がないんだろうけど。

本家本元のゴリラやモンキーでもインチアップして足周り強化してってやっていくと車体バランスが悪くなって乗りにくくなるからね。
中華フレームは長さが3cm長くなってるからフロントの接地感が無くなるのかもしれないけど。

外観はそれなりにカッコ良くなって仕上がってきたように見えるけど、走りに関してはまだまだこれからって感じ。
もっと煮詰めていかないと現状ではアクセル全開は厳しいかな。


まずはキャブセッティングを出してから車体を煮詰めていかないと。
安心して走れるようになるには先が長い。

今年はテスト走行を繰り返して安心して乗れるバイクに仕上げるのが目標かな。
少しずつだけど改善はしてるんでボチボチと仕上げていきます。