ヤフオクで98000円で買ったニンジャ250R。
引き取ってきたのは良いけど、時間が無くて軽く外観を見ただけで保管してたんですよ。
時間ができたんでやっと詳しく見ていくことに。
車体番号から調べたら年式は2012年の最終モデルかな。
それでも、もう10年前のバイクになるんですね。
ほんと時が過ぎるのははやい。
走行距離は5万キロ。
VTR250に比べたらまだまだ少ないって感じだけどね。
ということで、まずは外装チェックから。
ちょっと離れて写真で見るとライムグリーンがカッコ良いんですけどね。
近付くとかなりボロ。
レストアベースだから当然だけどね。
パッと見て左右両方にコケ傷があるのがわかる。
右側にあるサイレンサーはガリガリになってるし。
後ろの右ウインカーもガムテープで募集してるからね。
その割には右側のカウルは綺麗から交換してるのかもしれないけど。
左はアッパーカウルとの繋ぎ目あたりのアンダーカウルがバキバキに割れてる。
これは立ちゴケか倒されたのかなって感じの割れ方だけど。
擦れてるような傷が少ないからね。
シートガムテープで補修してるし。
これは破れたっていうよりもイタズラされたのかなって感じかな。
真ん中が破れるってあんまりないからね。
ガムテープはがしてないから切り口はわからないけど。
日焼けで白くなってるインナーカウルのプラスチックと右のハンドルがめっちゃ気になる。
どれぐらい動いてなかったのかはわからないけど、1年、2年ではないはず。
まだ、バイクカバーでも掛けてたらここまでひどくはなってないんでしょうけどね。
ハンドルは左右共に曲がってるし。
それにタンクも凹みあり。
それなりの衝撃がないとこんな凹み方にはならないと思うけど。
で、スイングアームやホイルをチェック。
すると、リヤキャリパーに削れた跡が。
こんなところ削れんのって場所だけど。
右側の転倒はなかなか激しかったのかなって感じですね。
ホイルも日焼けで色が薄くなってますね。
おまけにリヤタイヤは溝がないし。
このクラスのタイヤは新品でも安いし中古だったら2、3000円であるから気にならないけどね。
パワーないから減りも遅いし。
次にフロント周り。
フロントフェンダーにビビがあるけど特に目立つような傷は無いかな。
フロントフォークにも傷はないし。
フルカウルでフロントフォークにカバーが付いてるからインナーの錆びとかが見えないけど。
フロントタイヤは新品みたいだけど全然知らないメーカーのタイヤでした。
カウルの隙間からシリンダーヘッドやスロットル周りを見てみたけど漏れやにじみは無さそう。
一応、エンジンオイルもちゃんと入ってますね。
汚れてるけど。(笑)
で、一番気になってたのがエンジンの始動。
キーをオンにしたらスロットルバルブの音と燃料ポンプの駆動音は確認。
ただ、燃料ポンプの音が大きいかなって思ったけどね。
バッテリーは大丈夫そうなんでセルボタンを何回か押したらエンジン掛かりましたよ。
アイドリングのエンジン音は大きくはないんで大丈夫かな。
アクセル回してみると回転が上がらずアイドリングが不安定になるだけ。
半開、全開とやってみたけど特に変わりはなく、そのうちエンジン停止。
たぶん燃料がちゃんと噴射されてないのかなって感じですけどね。
エンジン掛ける前に確認しないといけないのに気がはやくて確認してなかったガソリンタンクの中身。
タンクキャップ開けたらビックリ。
タンクキャップが白粉だらけで真っ白に。
こんなんはじめて見ましたよ。
タンクの中を覗き込んで見たら錆びはそんなにないけど、なんか汚れというかゴミみたいなモノがある。
タンク自体は洗浄だけで使えそうだけど、燃料ポンプの音がおかしいからタンクから外して確認するのは決定。
レストアベースって記載されてただけあってすんなり動いてすぐに乗れるようにはならないかな。
手間を掛けるのは良いけどお金は掛けたくないんでできるだけお金は掛けずに動くようにするけどね。
思ってたよりも状態が悪くて98000円でも高いかなって思うバイクでしたよ。
買ってしまったんでキッチリと直して復活させてあげますよ。