先日、無事にエンジン始動の儀式が終わった中華ゴリラ。
エンジン掛かると乗りたくなるのはバイク好きなら当然のこと。
現状の確認だけして終わるつもりだったから、乗るつもりはなかったけどエンジン音を聴くと乗りたくてウズウズ。
ということで、家の周りをチョロっと走ったんですがフロント周りに違和感が。
何度か試走してるけど前からフロント周りの安定性がいまいちだったんですよ。
何度かステムのナットを増し締めしたりで調整はしてたんですけどね。
それにフロントフェンダーがシリンダーに引っ掛かったりと何かとフロント周りにトラブルを抱えてたからフェンダー外せば直るかなと思ってたのに直ってない。
普通に走ってる時は違和感ないけど速度が乗ってくると安定感が無くてフラフラする。
ステムナットを増し締めする時もこんなに締めることはないのになぁと思いながら締め込んだんですけどね。
それでも違和感あるしフロント周りを信用度できない。
さすがにこれでは安心して走れないんでチェックすることに。
押してフロントブレーキ掛けた時にガタガタしてる様子はなし。
ただ、微妙なガタがあるのかな?って感じがあったんでトップブリッジを外してみることに。
ステムだけでタイヤを動かしてみるとガタはないし動きが渋いワケでもないんでちょうど良い感じ。
これ以上締めるとハンドルの動きが固くなってステダン付けて減衰ハードにした時みたいになるからね。
トップブリッジとステムナットの合わせ部分もキッチリと合ってるから問題なし。
残るはトップブリッジのナットとトップブリッジの合わせ部分。
これぐらいしか怪しい部分は残ってない。
トップブリッジとステムは純正ではなくてトップブリッジを固定するナットがちょっと特殊な構造になってて専用ナットになってる。
ナットとカラーが一体になっててカラーの部分でトップブリッジのセンターが出るようになってる。
ナットが貫通タイプじゃないんで余裕が無ければステムシャフトにナットが当たるんですよ。
まさかそんなことは無いやろって思ってたけど、そのまさかが的中。
トップブリッジのナットを目一杯締め込むとナットの内側がステムシャフトに先に当たってトップブリッジと車体がガッチリと完全に固定できない。
トップブリッジのフォーク固定ボルトを締めると一応はガッチリしてるように感じるけど車体部分とトップブリッジには少しすき間ができてる。
だから、シッカリ感というか安心感が無くて速度を上げるとフラフラしてたんだなぁと納得。
原因はわかったのは良いけど、ステムシャフトの長さを少し短く削らなあかんやんって。
このトップブリッジとステムのセットはモダンワークスっていう関西のショップが出してるモノ。
中国で制作してるのは知ってたけど、図面はこっちのモノみたいだから何の疑いもしてなかったんですけどね。
こんな落とし穴があるとは思わなかったけどね。
まぁ原因がわからないよりかは良いけど。
ただ、ステムシャフトを短く削るにはフロント周りを全バラしないといけない。
何がめんどうかってそれが一番イヤ。
せっかくカタチになってたのにまたフロント周り全バラしないといけない。
ほんと、なかなか前に進まない中華ゴリラ。
秋までに完成できるかなって思えてきましたよ。