2021年6月23日のお話。

オイル交換が終わったハーレー。
次にマフラーの取り付けを。


このマフラーがめっちゃ重たい。
たぶん分割できるんだろうけど全然抜けないんですよね。
ひとりで付けるならバラバラにしたほうが絶対にラクなんだろうけどふたりいるんでこのまま取り付け。
2気筒だからまだ良いけどやっぱりV型エンジンはやりにくい。
このハーレーは空冷でシンプルなエンジンだから工具が入りやすいからマシなんだろうけどね。

仮付けしてカタチを合わせてから本締め。
マフラー付けたらバイク起こすのがめっちゃ重くなりましたよ。
マフラーだけで20キロ以上はあるはずだからね。

次にデロルトキャブレター。
やっとこいつを付ける時がきましたよ。
なんやかんやで半年ぶりにキャブの取り付け。
 

取り付けはインマニにキャブ付けてナットで締めるだけ。
あとはアクセルとチョークワイヤー、燃料ホースを付けたら完成。
これだけ飛び出してるとキャブの取り付けはめちゃくちゃラクでありがたいですよ。


次にガソリンタンク。
ガソリンタンクの内部は錆びもなくキレイな状態で特に汚れもないけど一応ガソリンで洗浄しておきましたよ。


レストアで一番難儀するのがガソリンタンクの錆び。
このハーレーはガソリンタンクが大丈夫だったのがラッキーでしたね。


片側のガソリンタンクを付けて反対のタンクと接続するガソリンホースを取り付け長さを合わせてから反対側のガソリンタンクとホースを接続。
あとはボルトで固定したらガソリンタンクの取り付け終了。

最後はバッテリー。
バッテリー付けたらいよいよエンジンが始動できると思ったらめちゃくちゃテンション上がってきましたよ。
バッテリーは元の場所に入れて線を繋ぐだけだと思ってたら大間違い。
簡単には取り付けできませんでしたよ。


さすが安もんバッテリー。
互換というのはサイズだけで端子部分は少し形状が違うんですよね。
だから純正と同じように横向きで端子に接続するのができない。
強引に端子を90度曲げて無理矢理付けたけどね。

バッテリーも繋いだし、いよいよエンジン始動。
その前にプラグキャップとプラグを外してゾイルスプレーを吹いておまじない。


シリンダーやピストンリングに直接オイルを与えるのとエンジンの掛かりも良くなるからね。
プラグは元に戻してプラグキャップは外したままで。
いよいよセルを回してエンジンオイルの潤滑を。

オーナーさんにキーを用意してもらいオンに。
ランプ類が点灯することもなくセルボタンを押してもうんともすんともいわない。


ハーレーのキーってどれがオンかオフか見ただけではわからないんですよ。
オーナーさんはこれでオンになってるはずって言ってたからあってるとは思うけど。
何度も何度もオンオフを繰り返すけどランプが点灯することがなくお手上げ状態。

前にも話したけどおっさん電気関係が大のニガテで大嫌い。
ヒューズ切れてるのかと思ってヒューズボックス探したけどどこにあるかわからない。

途方にくれて一服してたらランプが点灯してるんですよ。
慌ててセルボタン押したらせるが回りましたよ。

オイルの潤滑は十分できたんでプラグキャップはめてエンジン始動。
と思ったらまたランプが付いてない。

当然セルは回らなくてエンジン始動できない。
なんか接触が悪いみたいですね。
オンオフのレバーをカチャカチャ回してたらランプが点いたり点かなかったり。

点いたときにセルを回したらエンジン掛かりましたよ。
めちゃくちゃ爆音でずっとエンジン掛けっぱなしにできなくてすぐにオフ。

ちょっと時間置いてまた始動。
エンジンはすぐに掛かるけどアイドリングが安定してなくてエンジンストップ。
またエンジン掛けてちょっとアイドリングが安定してきたと思ったらエンジンの下からオイルが溢れてる。
 

慌ててエンジンオフにして確認したらたぶんブローバイのホースだと思うけどそこから大量に吹き出してましたよ。


このホースの下にオイル受けを置いてまたまたエンジン始動。
エンジンはすぐに掛かるけどやっぱりアイドリングは安定してないしアクセル開けても吹け上がらない。


久しぶりにエンジン掛けると落ち着くまで少し時間がかかるっていうのもあるからね。
ただ爆音過ぎてエンジン掛けたままにできない。
これでは様子を見ることもできないしキャブの調整なんて全然できない。

ということで、とりあえず今日はここまで。
当初の目的であるエンジンが掛かるのはちゃんと確認できましたよ。


それにしてもハーレーってほんと爆音。
あまりの音の大きさにビックリ。
住宅街にあるガレージだと5分とエンジン掛けたままにはできないですよ。
動画では全然迫力ないし静かに聞こえるんですけどね。
一応動画アップしておきます。

 


音を気にしなくて言い場所に移動しないとエンジンの様子見やキャブの調整はできないですね。