2021年4月14日のお話。

先週注文してたハイパープロのフォークオイルが早々に入荷したんでフロントフォークが組めるようになりましたよ。
インナーカートリッジを固定するのにインパクトいるかなと思ってたけどインナーのロッドを引っ張っとけばボルト締めれそう。

すぐに組めるなと思ってたけどFONFONの草垣さんからZX12RのA型のスプリングありますよって電話もらったんですよ。
どうせやったら組む前に違いを確認してからにしようってことで仕事をはやめに終わらせて取りに行ってきたんですよ。

ついでにインナーカートリッジの固定もインパクトでやってもらうことにしましたよ。
確実に固定できるからね。
 

ありがたくスプリングいただいてインナーの固定もやってもらって雑談して会社に帰って早速フロントフォークの組み立て。
その前にスプリングの違いを確認しておいたけどね。
 

線径は同じでA型のほうが5mmほど長い。

太さは誤差の範囲かな。

何度測ってもちょっとだけA型のほうがほかったけど。
長さがあるんで若干A型のスプリングのほうがやわらかいのかなって。
体感でわかるほどの違いはないけど。
スプリングカラーの長さは全く同じでしたね。
 

スプリングの違いを確認したんでフロントフォークを組み立てていきます。
前に言った通りのスペシャルな仕様で組み立てますよ。

スプリングカラーノーマル20mmカット
フォークオイル ハイパープロ#2.5
 (ノーマルの半分の粘度)
油面 120mm
 (ノーマルから27mm下げ)

全然スペシャルではないんですけどね。(笑)
ノーマルと比べたらかなりソフトな方向に振ってるんで良く動くフロントフォークになってくれるはず。

今回の一番の目玉であるフォークオイルから。
もう水みたいにシャバシャバ。
純正のフォークオイルも一般的な正立用の10番と比べると柔らかいなぁとは思ったけどハイパープロの#2.5番は水っていう表現が合いますね。


フォークオイルを入れてインナーカートリッジを動かしてオイルを循環させてやるときのインナーの抵抗が全然違って軽い。


純正のフォークオイルはかなり力入れないとインナーが動かせなかったからね。
これは期待が高まりますよ。

左右のフォークにオイル入れてエア抜きしてる間に一服。
油面を120mmに合わせたらスプリング入れて組立て。


このスプリング縮める作業も慣れてコツも掴んできたんではやくなりましたよ。
手間がかかってめんどくさいって気持ちがなくなったのは良かったのか悪かったのかって思うけどね。


トップキャップ付けたら1本目はできましたね。
もう1本同じようにやって2本完成。
 

めちゃくちゃ気になるフロントフォークの動き。
違いを確認したら良い感じで柔らかくなってましたよ。
沈ませたら奥のほうではコシもあって減衰も効いてるんでフォークオイルの粘度も柔らかいって感じは無さそうですよ。


やっと思ってた感じの柔らかさになったんでしなやかな動きになってくれるはず。
期待できますよ。

フロントフォークのバラしを何回もやってるから慣れてきたけど、いい加減この辺で終わりにしたい。
完全復活かどうかはまだわからないけど、やっと試走できる状態にはできるかな。
もう少しで冬眠から目覚めさせることができますよ。