2020年12月17日のお話。
今乗ってるVTR250なんですがエンジンからの異音が結構でかいんですよね。
異音があるから調子が悪いかっていうとそうではないんで普通に乗れてるんですよ。
まぁ8万キロ越えてるんで新車時と比べたらパワーも落ちてるんだろうけど普通に通勤やツーリングに使えるし20キロぐらい5速全開で走っても調子が悪くなったりしてないんですよね。
エンジンの異音っていうとタペット音って思う人が多いんですがタペット音は軽いカチャカチャ音でヘッドから聞こえるんですよ。
でもおっさんのVTRはガシャガシャ音。
それもリアシリンダーのほうが大きい。
たぶんカムチェーンの音だろうなっていうのは簡単に想像がつくぐらい。
カムチェーンが暴れてるんだろうなって。
それも低回転のほうが激しくて回転が上がると音が静かになるし。
回転上がるとカムチェーンが引っ張られるんで安定してくるんでしょうけど。
原因はわかってたけどこのエンジンのカムチェーンテンショナーの構造がいまいちわからなかったんですよね。
どうやってカムチェーンを押しているのかがね。
スプリングと油圧で押さえてるっていうのはわかってたけどいまいち原理を把握できなかったんですよ。
実際にバラして確認したけどやっぱり良くわからないんですよね。
なんじゃこれはって感じで。
それもあってサービスマニュアルが欲しかったっていうのがあるんですよ。
サービスマニュアル見たら諸元表の次で3ページ目ぐらいで紹介されてたんでこのエンジンの特徴になってるんでしょうね。
この構造を見てやっと理解ができましたよ。
テンショナーに掛かる負荷が少ないときはスプリングによるテンションだけなんですが急な動きがあるとオイルでテンショナーの動きを止めるみたいですね。
おっさんのVTRは低回転での音が大きいんでスプリングがへたっているのかなぁって思うんですよね。
高回転でうるさく無いってことはオイルチャンバーは問題ないみたいなんで。
構造が理解できたし、カムチェーンテンショナーの動きが正常かどうかはサービスマニュアル見ればわかるんで使用可能かどうかを判断できるのはほんとありがたいですよ。
ただ、これ1個で15000円ぐらいするんでできれば交換したくないけどね。
使えるかどうかは近いうちに確認して報告しますよ。
VTR250に乗ってる人以外はあんまり興味はないだろうけど。
こんな構造のテンショナーもあるんだってことで知っておいて損はないと思いますよ。