2020年11月11日のお話。
VTR250の中古エンジンのシリンダーヘッドをバラしました。
ポート内部や燃焼室が比較的キレイな状態だったんでカーボンが少ないのかなと思ってましたが違いましたね。
バルブ付近のポートに付着してるカーボンはかなり溜まってましたよ。
カーボンの厚みがあるんでポートの径が小さくなってますね。
カーボン取るだけでもパワーが復活すると思いますよ。
バルブの傘やシャフト部分にもいっぱいカーボンが付着してますね。
バルブのシート面にもカーボンが噛んだ後があるんできちんと密閉できてたのかも怪しいところですよ。
シートの当たり幅を測ったワケじゃないから断言できないけど広くなってるんじゃないかなって感じです。
こうなるとバルブの擦り合わせできないんで厄介なんですけどね。
バルブシートカッターが欲しい。
カムとロッカーアームの当たり面は0.05mmぐらいは減ってそうですね。
カム山のほうは当たり面が荒れてるところが少しあったしね。
極端に減ってるワケじゃないんで再利用するけどパワーに直結する部分なんで気にはなるんですけどね。
新品買ってたら安く上げる意味ないんで当たり面を磨くだけにするけどね。
今のところは不具合は見つからなかったし十分シリンダーヘッド周りの部品は十分使える範囲なのは良かったけどね。
フライホイルプーラーも用意できたんで腰下のバラしをやっていきますよ。