2020年8月15日のお話。

今年の盆休みは13日からの予定だったけど仕事の都合で12日から休みになったんですよ。
妻が13日から休みなんで気兼ねなくバイクイジれるってことで急遽ZX12Rのメンテをすることにしたんですよ。
妻が家にいると1日バイクイジってると機嫌が悪くなるからね。

12日で終わる予定だったけどフロントフォークの油面がわからなくて13日も作業することになったけど、妻も仕事で疲れてたみたいで13日は夕方まで時間もらうことができてなんとか作業は完了できました。

ただ14日は家族で出かけるっていうから、朝9時には帰るからっってことで、なんとかZX12Rの試走をすることができたんです。


低速、中速コーナー、S字もある阪奈道路を通って生駒で降りて南下してフラワーロードで信貴山へ。
先週VTRで走ったコースの半分ぐらいを走ってきチェックしてきました。

走りはじめてすぐにフロントのコツコツ感が増したのがわかりました。

減衰が効きすぎ?
ブレーキでの沈み込みは前よりも深くなってるけど沈むスピードは遅い。
元のフロントフォークより油面は低くなってるけどオイルは今回のほうが硬いみたい。

リヤよりもフロントのほうが硬い感じなのは変わらないけど硬さの質が変わったんでバイクの動きは変わったんですよ。

悪い方向に!

オイルが硬くなってるのでフロントの動きは前よりも遅くなってるんですよね。
リヤサスはヘタッてるからバンバン動くんですが、前よりも動きが激しくなってしまったんですよ。


完全にオイルの選択ミスでした。

良く考えたらフォークオイルの話をした人の12Rのリヤサスはオーリンズが入ってる上に伸び圧の減衰も最強で、通常の12Rのリヤサスよりもガチガチに硬められてるのを忘れてました。

この人の場合はリヤが硬いから標準のフォークオイルだと柔らかかったんでしょうね。

メンテ前のおっさんの12Rはフォークオイルは標準だったけど油面が高かったみたいです。
それも10mm以上は高いだろうってぐらい沈まなかったんで。
だから曲がらなかったみたいです。

今回はフロントが動くようになってストローク量は増えたけどオイルが硬いので沈みっぱなし。
フロントが下がるから動きは機敏になりリヤサスが追従できなくて暴れが前より激しくなってしまったんで、めっちゃ怖いんですよ。

当然ですが前よりも走りにくくなってVTRよりも怖くなっしまったんです。
VTRのほうがサスは柔らかいしフラフラなんですが前後のバランスは合ってるんで車体が暴れることはないんで怖くはないんですよね。

なんでもバランスってほんと大事ですよね。

ということでフォークオイルは現在の10番から標準の10-15に変更します。


ステムベアリングは良い感じでギャップ乗り越えてもフロントのガタ付きは無くなりました。
テーパーベアリングにした効果は全くわからないけどね。

50キロぐらい走って試走は終了。

朝早めに出たんで9時頃には帰ってくることができました。
暑さもハンパないんで、これ以上走るのは危険かも。

ステムベアリングの交換はバッチリでしたがフロントフォークのオイル交換は完全に選択ミスで近々オイル交換決定ですね。
次回は純正の標準オイルにします。


わからないときや困ったときはやっぱり標準に戻して確認するのがセオリーですね。

おっさんは冒険好きなんで遠回りしたり失敗したりするんですけどね。
みんなは賢いからおっさんと同じようなことはしないだろうけど。