2020年4月の第68回定期演奏会は、

コロナパンデミックのため

やむなく取りやめされましたが、

その後、戸田交響楽団さんは

しっかりとその活動を続けてこられ、

今年で お祝い50周年を迎えられます。

他に音楽や演劇活動されている方々も

もちろんそうだと思いますが、

あのコロナの中でも、

団員の方々一人ひとりが

『続けていく!!』という

強い意志がなければ、

成り立たないことですよね。

 

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祝🎊  50周年!!

第75回定期演奏会

4月13日(日)

戸田市文化会館 大ホールにて

 

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私がブログをさぼっていたので、

第68回からは、またご報告するとして、

 

今回のメインは、

 

ブラームスの

『交響曲 第2番 ニ長調 作品73』

 

毎回制作する前に、

作品について調べてモチーフを探します。

 

1877年 ブラームス44歳の時の作品です。

南オーストリアのヴェルダー湖畔

ペルチャッハという避暑地に滞在中に

ほぼ完成させたという事以外に、

なかなかモチーフとできるような

資料がなく…あせるあせる

(交響曲第○番というのは、ありがち)

 

第1番とは違い、

穏やかで伸びやかな曲ですし、

ヴェルダー湖畔

モチーフにしたいなと

思っていたのですが、

避暑地だけあって、

夏の頃の湖畔の色合いは

明るくてエメラルドグリーン

近いような色合い

になっていたりするのですね。

ですので、

全体の背景を黒色の重々しい感じではなく、

ダークブルーを基調にしてみました。

(ちなみにこのきれいなブルーを出すのには

 CMYKでなくRGB印刷でないと無理でした)

 

それにその頃、避暑地に行くのを

常としていたブラームスは

ウィーンからオーストリア南部鉄道に乗って

車窓をみながらペルチャッハに

向かったのではと思い

1875年のウィーン駅の資料があったので

ヴェルダー湖畔に少し重ねてみました。

(1864年には、

 ウィーンとベネチアを結ぶ

 オーストリア南部鉄道の駅が

 ペルチャッハに建設されたようです)

 

また50周年ということも

ロゴマーク以外にどこかに入れたかったので

いろいろなものが積み重なったイメージの

「50」も隠れテーマで入れてみました。