世界の人口はおよそ67億人、うち第1位中国13億人、第2位インド11億人、第3位アメリカ3億人、第4位インドネシア2.3億人、第5位ブラジル1.9億人、日本は1.2億人強で第10位、そして韓国は4800万人で第26位となっている(2008年)。 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1167.html
世界は大小200を越える国々があるなかで10番目に人口が多い日本は実は知られざる人口大国である。韓国の人口は、日本の半分にもならないが、世界の国々のなかでは人口上位国に位置する。
戦後、日本と韓国の人口は最近までずっと増加してきた。ところが日本はこれからは人口が減っていく時代になることが心配されている。日本の人口は、1950年8400万人から、2007年1億2777万人まで増加し、ピークを記録した。その後減少に転じ、年々少しずつ減少している。将来人口推計では日本の人口は大幅に減少することになり、2050年には9515万人で、ピーク時に比べて25%減となる。今私たちは歴史上経験のない人口減少の時代に突入したのである。
韓国は、戦後間もない1950年およそ1900万人、その後2010年4850万人まで増加してきている。将来人口推計では2020年代まで増加し続け、2030年代以降減少に転じるとされている。減少率は日本より揺るやかなようである。
日本も韓国もある意味では人口が増えることを前提にしてきた。しかしこれからは人口減少時代を前提とした新しい社会の仕組み作りが必要となる。現在私たちは、産業、経済、財政、環境、福祉、格差など社会のあらゆる面において多くの課題を抱えている。これらの課題を解決しないまま人口減少時代に突入するのである。未成熟で準備不足の状態からさらに未知なる時代に対応していけるのだろうか。
人口減少時代にうまく対応していくためには、今までのように政治家や官僚や経済界に頼るのではなく、地域や生活に根ざした市民が自ら知恵を絞り出し相互連帯する市民が主人公の社会をつくっていかなければならないと思う。
http://www.stat.go.jp/data/sekai/index.htm