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結婚27年目
その相談は、唐突な告知でした。
信じていた不倫夫の行動に不信を持った事で
財布やカード明細や領収書など調べたところ
色々な嘘が発覚する。
気持ちを抑えつつ、証拠を集めようと
していた矢先、突然不倫夫から告知。
『好きな人がいる。
その人と一緒になりたいから
離婚して欲しい』
その場にいる事ができず、サレ妻は深夜、
靴も履かずに飛び出してしまいました。
告知を終えた不倫夫は、家を出てしまい、
子供を置いたまま、不倫相手の家に
転がり込み同棲をスタート。
ただ一言。
サレ妻へ、『子供は置いてゆくから』
それが2018年11月の事でした。
毎日泣きまくり食事も喉を通らない状態、
しかし、仕事には行かないとならない、
子供には知られたくない思いで必死に
踏ん張ってきました。
不倫夫には毎日電話をかけまくり、
帰って来てと
懇願するも、拒否され続け、不倫夫も
相当の覚悟での別居であると
認識。
誰にも相談出来ずただ時間だけが過ぎ
周囲からは仲のいい夫婦だと
言われ、単身赴任を装うサレ妻にとって
まさに生き地獄でしかなかった。
不倫は心の殺人！
色ボケした不倫夫は話にならない。
不倫相手に話して、一人で戦う！
確かに子供をおいてまで出ていった不倫夫も
目が覚めて戻ってくるはずと
自らに言い聞かせていたのは、
最初の数日だけ。
着信拒否から、SNSの既読スルーそして
遂にはその既読すら・・・
同棲場所は、ギリギリ不倫夫の車両に
装着したGPSでエリアは特定し、月極駐車場
を把握していたのだが、居住先までは断定
できず、数週間が経ちました。
サレ妻は一人で抱えることに限界を感じ、
自身の親、そして妹たちにも相談。
その頃には父親っ子だった子供達から
父親の話を話題にする事がなくなったのです。
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