不倫を見過ごし、いつ終わるかも知れないという不安を
抱えながら生活をする。
いっそ、そのくらいならと踏み出す勇気がない。
この選択はのちに自分の人生を大きく変える。
しかし、一度、離れた心を只々ひたすら待ち続けても
戻ってくる可能性は少ない。
まさか、不倫をされているとは思いもしなかった。
そんな、言葉すら聞こえる事も少なくない。
仮面を被って生活していた配偶者の本性を
受け入れる事ができない妻。
ようやくその現実を受け入れる決心、
そして、調査報告書を見た途端、目の前が真っ白に。
震えが止まらず、夫の笑顔・楽しんでいる姿、そして
その傍にいる女性の存在。
怒りのベクトルは、夫へ向けられず、
満面の笑顔で夫に抱きついている女性に向けられる。
制御の効かない妻は、思考回路の違う不倫相手に
正論をぶつけようと試みる。
そう、同じ性別であっても、
不倫に罪悪感を抱く事もない、
本能のまま、制欲剥き出しのメスに
講釈を述べても、無駄だとは知らずに・・
相手への理解
何故、不倫ができるのか。
受け入れずとも、同じ女性として、既婚女性として、
子を持つ同じ母親として、そんな女性もいる事を
理解し、気持ちの準備をしてから対峙すべきだ。