・・・六話からの続き
結婚式の最悪な一件から
約1ヶ月
相変わらず自宅には
気が向いた時に帰る様になった
ご主人。。
もう間もなく
年末に近づいているというのに。。
何一つ話そうとしない
ご主人。。
やっぱり友人に言われた通り
探偵を付けて素行調査を頼もうかな。。
そんな風に毎日毎日繰り返しては悩み
モヤモヤした苦しみの中
お義母から早朝、突然かかって来た
一本の電話📞
義母『お父さんが救急車🚑で運ばれて
入院したの。。息子に連絡とって!』
とかなり慌てた様子
通勤中に地下鉄の階段で足を滑らせ
右脚を複雑骨折したとの事でした。。
奥様も急いでご主人に📱に連絡するも
何度かけても出る気配も無く。。
折り返しも珍しく来ない…
緊急事態なので
📞会社に連絡。。
ところが。。
ご主人の部署に電話を繋いでもらうと
唯一、出勤していた知り合いの部下に
電話はつながれたのでした。
部下『奥さんご無沙汰してます。。
あれ?昨日から年休を取られてますよ』
・・・え?
どういう事⁉️
父親が運ばれたという事情を説明すると
部下が緊急連絡先と言って📞番号を
教えてくれたそう…
何となく嫌な予感がしつつ
いつも連泊してる
市内のどこかのホテルだろうと。。
その電話📞番号をかけてみる
・・・プルルル
2コールで出た年配女性の声
『はい、〇〇でございます。。』
・・・。誰?
思わず…間違えましたと言って
慌て切ってしまった奥様
しかし…
その〇〇という珍しい名前に
ん…?
何となく。。引っかかったそう。
今、初めて聞いた名前じゃない
以前、どこかで聞いたような気がする
いや、絶対私…この人と会ってる⁉️
遠い遠い過去の記憶を
お玉と同じ40過ぎの脳を
フル回転させても…中々出てこないもので
ご主人には何度もLINEをし
連絡を待ちましたが。。
やっと連絡が取れたのは
夕方になってからだったそうです。。
会社に連絡をした。とダケご主人に話し
前回の事もあり、どうせ何も
話さないだろうとあの年配女性が出た
📞緊急連絡先の件はしなかったそう。
勿論、自分で〇〇さんという名前を
ご主人の小中高のアルバムや
大学の名簿から探しまくった彼女。
すると…
意外な所からその名前が出てきて
絶句。。
何故あの言葉にご主人が反応したか…
やっと理由が見えた気がした
奥様でした…
…つづく