サレ妻は不倫相手に不倫夫が仕事のことで
悩んでいるのかも知れないと伝え、顔色を
伺うが変化もない
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そして、
あなた、サレ夫に
『嫁が浮気をしているかも知れない』
と疑われているよ、大丈夫？それとも誰か、
イケメンでも見つけたの？と尋ねたかが、
不倫相手も笑ったまま答えない
私も色々とあってさ、離婚も考えていると
真剣な様子で答えた
詳細は語りたがらないが、葛藤がある事は
その表情から伝わった
雑談をし、2時間ほど話した二人、サレ妻は
不倫相手と食事後、そのまま、探偵と面会
正式に契約に至った
既に事前調査として、
不倫相手の顔の確認などを目的として
食事場所から尾行していたのだった
不倫相手はこの日も、帰路にはつかず、
３駅移動した先で待つ不倫夫と合流、
Cafeで2時間ほど話をしている様子が
確認できた
ただ、この日を境に警戒し始めたのか、
不倫夫と不倫相手は２週間ほど接触を
しなかったのである
それは、サレ妻に帰宅が遅い理由を疑われた
からではなく、サレ妻と不倫相手が会った日、
サレ夫にサレ妻が会ったことを伝えた為に、
帰宅した不倫相手と口論になったことが
一因だった
サレ妻はサレ夫に詳細を話したわけでは
ないが、サレ妻と別れた以降、2時間以上
どこで何をしていたのかを追求され、口論と
なったのだった
その２週間の間も不倫夫は、帰宅時間も
変わらず、会社にいるか、マン喫などで時間を
過ごし、帰宅した
サレ妻が事前に相談し、事前調査で二人の
接触を確認していなければ、この２週間だけ
では、サレ妻の妄想だけで調査を終了して
いたかも知れない
不倫夫が不倫相手と密会をするまでに17日間
も日にちを開けていた
警戒をしている様子は、手にとるようにわかる
通勤に車を使用する二人は、コンビニの
駐車場を利用するが、二人が同時に店舗に
入ることすらない
スマホを活用し、連絡し合いながら、
どちらかが買い物を済ませ、一方が
その様子を誰か監視していないかを車から
様子を伺っているのである
個々の車で、理由なくコンビニに車を
停めて買い物をどちらかが二人分する
コンビニからの移動する際は、同時でも
左右別々の方向へ進路を取る
２台の車は、時間差でラブホテルへ到着
一人が入ってもすぐに下車しない
相手の車が到着してから、一人が下車、
ホテル内の部屋を選ぶパネルの前に
着いた頃を見計らって、もう一人が
下車する
そこでやっと二人は合流する
さすがに店内に入ると警戒心が薄く、
べったりと寄り添い、そのまま
エレベーターに乗り込み姿が確認できた
逢瀬を楽しんだあとは余韻を確かめる
ように、ビッタリと寄り添い出てくる
警戒心が薄れるのだろう、出口で
軽くキスをしてそれぞれの車に乗り込む
車に乗り込むと再び、スイッチが
入ったように警戒し、一台ずつ、２〜3分の
時間を空けて退室するのであった
密会はその後、3日に一回くらいのペースで
行われ、合流場所のコンビニは、数カ所
あったが、使用するラブホテルは、ほぼ同じ
満室の時も、近隣のラブホを使用していた
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