『先ほどは茶番劇をありがとう』

口にしようとしたビールを思わず、コップに

戻してしまった社長。

 

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『〇〇ちゃん(社長夫人)が協力してくれて、

 事前に教えてくれたから、今度は貴方も

 注意しなくちゃね』

 

『専務と違うよ、どうしたのこんなところ

 まで。』

 

『〇〇ちゃん、銀座のママさん・あかりって

 言ったかしら、かなりご立腹よ。

 こないだも北海道に行ったんでしょ。』

 

『え、何で知っているの?』

 

『さぁ、嫁は何でもお見通し。

 さてと、あの女、どこにいる?』

 

『そこは俺の席だろう。』

 

不貞夫が、後ろに立っている。

 

『あんたは、そこに立ってろ!』

声高に不貞夫を睨みつけたサレ妻。

 

『ここの専務と不倫して、沖縄に会社の経費

 で旅行した女、どこにいる?』

 

一瞬で、静寂した宴会場。

 

一斉にサレ妻と背後に立っている不貞夫に

注目が集まる。

 

『立ちなさいよ、早く!』

 

その時、トイレから戻ってきた不貞女性。

 

『貴女よ、そのまま立ってて!』

 

視線が彼女に向けられた中、サレ妻は、

 

『さっき、貴女、“私が会社を辞めればいい”

 言ったわよね?この場で辞めてくれる?

 ほら、総務課長もいるし、仕事の引き継ぎも

 ここで済ませばいいでしょ。

 どうせ、大した仕事なんかしてないでしょ。

 人の旦那を誘惑することしか考えてないん

 だからね』

 

『おい、ここで言わなくても・・』

 

『許してくれるなら、何でもするんでしょ。

 黙ってて。社長の許可は取ってるの!ね』

 

銀座の女性の話をここでされてはマズイから

無言のままの社長。

 

『返事しなさいよ、

 “私は、会社を辞めます。

 人として恥ずべき事を、会社に迷惑を

 かけました。”と言えば、私には謝らない

 だよね?

 いいわよ、謝罪なんて期待しないから』

 

“会社を辞めます”啖呵も切った

 だから、何か言いなさい』

 

 

『私、会社を辞めます、おせわになりました』

 

不貞女性は、ペコリと頭を下げ、そのまま、

宴会場を後にした。

 

最後まで、サレ妻に謝罪することもなかった。

 

サレ妻も

『お騒がせしました』とペコリと頭を下げ、

宴会場を後にした。

 

 

 

そのお店の出口の傍に一人の女性が・・

 

 

 

 

サレ妻の姿を見ると不貞女性は、深々と

20秒ほど頭を下げた。

 

『すいません、もう彼の束縛がないので、

 やっとお詫びができます。

 償いはさせていただきます。

 一つだけお願いがあります。

 彼に動画の削除をするように、いや、

 奥様の方で削除をしていただけませんか?』

 

不貞女性が無言を貫いたのは、その動画の

存在を公開される事を危惧していたのだった。

 

 

 

 

 

 

ジグス流とは、サレ妻がやられっぱなしで

済ませない事。

不貞夫に好き勝手をさせないのが、ジグス流。

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もちろん、マニュアルもなければ、

その方法は千差万別。

だって、全く同じ夫婦環境なんてあり得ない。

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