少し前に読んだ本です。
「犯人に告ぐ」。雫井脩介著です。
劇場型犯罪・劇場型捜査というのでしょうか。
連続幼児殺人事件の犯人をマスメディアを利用した劇場型捜査により追い詰めていくストーリーです。
映画では豊川悦治が主人公を演じているみたいですね。
映画は知りませんが、容姿はぴったりな感じがします。
主人公である巻島史彦。
冒頭の記者会見でのやり取りは共感できます。
ある事件が未解決かつ最悪の事態に終わり、その記者会見場でのこと
「他人の子なんてどうやったって感情移入に限界があるんだ!」
偽善ぶった記者に対して放たれた本心以上の極論です。
売り言葉に買い言葉ですが、真理だなあと思います。
この事件で巻島はプッツン警視のレッテルを張られ、失墜してしまいます。
6年後、何の因果か再び表舞台に駆り出されることになった巻島。
「やりますよ。断る理由は何もない」
「やはり私も現場が好きな性分ですから」
彼が再び表舞台に登場したのは6年前の事件とよく似た事件でのこと。
そして今回は劇場型犯罪を劇場型捜査で追い詰めるという捜査。
ストーリーの本流とは離れますが、津田という人物が放った言葉が印象的です。
「人を叩き過ぎちゃあ、いかんのです・・・。」
「叩けば誰でも痛いんですよ・・・」
「痛そうじゃないから痛くないんだろうと思ったら大間違いだ・・・・それは単にその人が我慢してるだけですからな」
こういった傍流でも心に沁み入る名シーンがありました。
さてクライマックスでの巻島。
「お前は包囲された」
「・・・・今夜は震えて眠れ」
研ぎに研いだ牙を犯人に向けて放つ場面。
それまでのことを読んでいれば胸にグッとくるものがあります。
また最終章では巻島が抱えてきた責任・想いが垣間見える場面があります。
題材ほどには決して派手な小説ではないのですが、むしろそれが真理的で味わい深かった作品です。
「犯人に告ぐ」。雫井脩介著です。
劇場型犯罪・劇場型捜査というのでしょうか。
連続幼児殺人事件の犯人をマスメディアを利用した劇場型捜査により追い詰めていくストーリーです。
映画では豊川悦治が主人公を演じているみたいですね。
映画は知りませんが、容姿はぴったりな感じがします。
主人公である巻島史彦。
冒頭の記者会見でのやり取りは共感できます。
ある事件が未解決かつ最悪の事態に終わり、その記者会見場でのこと
「他人の子なんてどうやったって感情移入に限界があるんだ!」
偽善ぶった記者に対して放たれた本心以上の極論です。
売り言葉に買い言葉ですが、真理だなあと思います。
この事件で巻島はプッツン警視のレッテルを張られ、失墜してしまいます。
6年後、何の因果か再び表舞台に駆り出されることになった巻島。
「やりますよ。断る理由は何もない」
「やはり私も現場が好きな性分ですから」
彼が再び表舞台に登場したのは6年前の事件とよく似た事件でのこと。
そして今回は劇場型犯罪を劇場型捜査で追い詰めるという捜査。
ストーリーの本流とは離れますが、津田という人物が放った言葉が印象的です。
「人を叩き過ぎちゃあ、いかんのです・・・。」
「叩けば誰でも痛いんですよ・・・」
「痛そうじゃないから痛くないんだろうと思ったら大間違いだ・・・・それは単にその人が我慢してるだけですからな」
こういった傍流でも心に沁み入る名シーンがありました。
さてクライマックスでの巻島。
「お前は包囲された」
「・・・・今夜は震えて眠れ」
研ぎに研いだ牙を犯人に向けて放つ場面。
それまでのことを読んでいれば胸にグッとくるものがあります。
また最終章では巻島が抱えてきた責任・想いが垣間見える場面があります。
題材ほどには決して派手な小説ではないのですが、むしろそれが真理的で味わい深かった作品です。
- 犯人に告ぐ 上 (1) (双葉文庫 し 29-1)/雫井 脩介
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- 犯人に告ぐ 下 (2) (双葉文庫 し 29-2)/雫井 脩介
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