さあ、今日は号泣DAYです
私のロンドン時代からの大習慣さ
で、なんで泣くのっていいのかな?
理論編です。
1985年にウイリアム.H.フレイ2世博士が「感情的な涙」について調査をしました。
調査の結果によると、感情的な涙の原因の内訳は
1.悲しみ・・・ 50%
2.喜び・・・・ 20%
3.怒り・・・・ 10%
あと、同情・心配・恐怖と続きます。
そして、女性の85%・男性の73%の人たちが「泣いたあと気分がよくなる」と答えました。
この結果をみてフレイ博士は涙には精神的なストレスを解消する働きがあると考えました。
そして研究の結果、涙にはストレス物質コルチゾールを体外に排出する役目を持っていることをフレイ博士はつきとめました。
ここでコルチゾールって何?って思ったはずなので、ストレスの仕組みから
ストレス物質コルチゾールのことまで説明しまよう!
人がストレスを感じるのはストレッサーというものを持っているからなんです。
ストレッサーっていうのは物理的(高温や騒音など)、化学的(薬害、栄養不足など)、生物的(病気、怪我など)、精神的(人間関係のトラブルなど)の4タイプがあって、人に「ストレスがたまっている」と感じさせる原因となる刺激のことです。
このストレッサーの刺激は、まず大脳皮質(脳の表面に広がる神経細胞の層)で知覚され、視床下部(調節ホルモンを作り出す脳の一部)に伝えられた後、次の2つの経路に分かれます。
1. 大脳皮質-視床下部-交感神経-副腎髄質→カテコラミン分泌
2. 大脳皮質-視床下部-下垂体-副腎皮質→コルチゾール分泌
この、カテコラミンとコルチゾールが、様々なストレス反応のきっかけとなる重要な物質なんです。
それぞれのストレス物質をみてみると・・・
カテコラミンはアドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンといった物質の総称で副腎髄質や交感神経、脳細胞から分泌されることが知られています。
交感神経や副腎髄質から分泌されるカテコラミンは、アドレナリンとノルアドレナリンです。
これらは、胸の高鳴りや血圧上昇、発汗、血糖上昇、覚せい、血液凝固系の亢進などの変化をもたらします。
心臓や脳、筋肉への酸素やエネルギー供給を増加させたり、けがをした場合に出血を最小限にとどめるために適した変化で、これはもともとは敵や獲物に出会った瞬間にすばやく戦闘(もしくは逃避)態勢をとるために備わっている急性の反応なんです。
カテコラミンは、このために闘争ホルモンとも呼ばれます。
コルチゾールのストレス反応における作用は、血圧上昇、血糖上昇、心収縮力の上昇、心拍出量の上昇などがあり、これらはカテコラミン補助作用ともいえるものです。
コルチゾールの分泌はカテコラミンの刺激でさらに高まるという、正フィードバックの関係もあり急性のストレス反応時にはその相互作用で一気に急性の反応を引き起こします。
ところがその一方で、コルチゾールは間接的に交感神経を鎮めてカテコラミンの暴走を抑えようとする負のフィードバック機構でもあるんです。
また、一般にコルチゾールは免疫力を低下させるんですけど、反対に感染ストレスなどで免疫反応が活性化するとコルチゾールの分泌が刺激されるという、免疫との相互作用があることも分かってます。
このようにコルチゾールは、ストレッサーの刺激によって動き始める幾重ものフィードバックの中で、促進と抑制の影響を受けたり与えたりしています。
これが、精神、免疫、内分泌への複雑な情報ネットワークに影響して、ストレス反応を多様なものにします。
なので、ストレス刺激が慢性化した場合は、コルチゾールの慢性的な影響が
ストレス反応に大きく反映するようになるんです。
コルチゾールとストレスの関係について、ある程度わかりました?
もうちょっと詳しくコルチゾールについて書いてみますね。
コルチゾールは、人間の副腎皮質から分泌されるホルモンである悪玉のステロイドなんです。
悪玉のステロイドであるコルチゾールは、ストレスを感じることによって体内の値が上がります。
値が上がったコルチゾールは、脳を侵すんです。
コルチゾールの過剰分泌が、身体、脳、神経システムをボロボロにし、
ホルモンバランスを失わせるんですよ。
ストレスが脳の最適な機能を破壊し、記憶を鈍らせる三つの状況があります。
まず、コルチゾールがストレスの多い状況で放出されると、脳の記憶機能の
中心である海馬によって糖がきちんと利用されなくなります。
海馬に充分な糖がないと、エネルギーも不十分になって、脳は代謝や記憶能力を低下させてしまいます。
二番目に、コルチゾールの過剰分泌が、脳の神経伝達物質の機能を邪魔します。
このため、過去にきちんと整理されていた情報も、簡単につなげられなくなり、脳の細胞同士がきちんと連絡を取り合うことができないので、神経機能が低下します。
三番目に、あまりに過剰なコルチゾールは、脳細胞を死に追いこみます。
これは、コルチゾールがノーマルな脳細胞の新陳代謝を破壊し、脳細胞の中に過剰なカルシウムを入らせてしまうときに起こります。
過剰なカルシウムは、フリーラジカルという分子を生産し、それが脳細胞を中から破壊してしまうのです。
長期的に見れば、過剰なコルチゾールはこのようにして何十億もの脳細胞を破壊しています。
他にも過剰分泌の影響としては、免疫系統の乱れ、動脈硬化や血栓の形成、
性せんホルモン低下による無月経やインポテンツなどを始めとした生命活動全般にわたる影響です。
これが再び、ストレス疾患の原因にもなってきます。
こうやってストレスのことを見てみると、ほんとに怖いですよね。
泣くことでストレスが解消されれば簡単ですよね。
でも、このコルチゾールを体外に流すのは感情的な涙に限られるようです。
これはストレスへの抵抗力を強化するホルモンの分泌を促す副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が涙の分泌を促す機能を持っているためなんです。
だから、痛い思いして涙を流しても、目にごみが入って涙を流してもストレス解消にはならないんですよね。
ん~、長々と失礼しました!
たまには、学術的に解説してみました。
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私のロンドン時代からの大習慣さ

で、なんで泣くのっていいのかな?
理論編です。
1985年にウイリアム.H.フレイ2世博士が「感情的な涙」について調査をしました。
調査の結果によると、感情的な涙の原因の内訳は
1.悲しみ・・・ 50%
2.喜び・・・・ 20%
3.怒り・・・・ 10%
あと、同情・心配・恐怖と続きます。
そして、女性の85%・男性の73%の人たちが「泣いたあと気分がよくなる」と答えました。
この結果をみてフレイ博士は涙には精神的なストレスを解消する働きがあると考えました。
そして研究の結果、涙にはストレス物質コルチゾールを体外に排出する役目を持っていることをフレイ博士はつきとめました。
ここでコルチゾールって何?って思ったはずなので、ストレスの仕組みから
ストレス物質コルチゾールのことまで説明しまよう!
人がストレスを感じるのはストレッサーというものを持っているからなんです。
ストレッサーっていうのは物理的(高温や騒音など)、化学的(薬害、栄養不足など)、生物的(病気、怪我など)、精神的(人間関係のトラブルなど)の4タイプがあって、人に「ストレスがたまっている」と感じさせる原因となる刺激のことです。
このストレッサーの刺激は、まず大脳皮質(脳の表面に広がる神経細胞の層)で知覚され、視床下部(調節ホルモンを作り出す脳の一部)に伝えられた後、次の2つの経路に分かれます。
1. 大脳皮質-視床下部-交感神経-副腎髄質→カテコラミン分泌
2. 大脳皮質-視床下部-下垂体-副腎皮質→コルチゾール分泌
この、カテコラミンとコルチゾールが、様々なストレス反応のきっかけとなる重要な物質なんです。
それぞれのストレス物質をみてみると・・・
カテコラミンはアドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンといった物質の総称で副腎髄質や交感神経、脳細胞から分泌されることが知られています。
交感神経や副腎髄質から分泌されるカテコラミンは、アドレナリンとノルアドレナリンです。
これらは、胸の高鳴りや血圧上昇、発汗、血糖上昇、覚せい、血液凝固系の亢進などの変化をもたらします。
心臓や脳、筋肉への酸素やエネルギー供給を増加させたり、けがをした場合に出血を最小限にとどめるために適した変化で、これはもともとは敵や獲物に出会った瞬間にすばやく戦闘(もしくは逃避)態勢をとるために備わっている急性の反応なんです。
カテコラミンは、このために闘争ホルモンとも呼ばれます。
コルチゾールのストレス反応における作用は、血圧上昇、血糖上昇、心収縮力の上昇、心拍出量の上昇などがあり、これらはカテコラミン補助作用ともいえるものです。
コルチゾールの分泌はカテコラミンの刺激でさらに高まるという、正フィードバックの関係もあり急性のストレス反応時にはその相互作用で一気に急性の反応を引き起こします。
ところがその一方で、コルチゾールは間接的に交感神経を鎮めてカテコラミンの暴走を抑えようとする負のフィードバック機構でもあるんです。
また、一般にコルチゾールは免疫力を低下させるんですけど、反対に感染ストレスなどで免疫反応が活性化するとコルチゾールの分泌が刺激されるという、免疫との相互作用があることも分かってます。
このようにコルチゾールは、ストレッサーの刺激によって動き始める幾重ものフィードバックの中で、促進と抑制の影響を受けたり与えたりしています。
これが、精神、免疫、内分泌への複雑な情報ネットワークに影響して、ストレス反応を多様なものにします。
なので、ストレス刺激が慢性化した場合は、コルチゾールの慢性的な影響が
ストレス反応に大きく反映するようになるんです。
コルチゾールとストレスの関係について、ある程度わかりました?
もうちょっと詳しくコルチゾールについて書いてみますね。
コルチゾールは、人間の副腎皮質から分泌されるホルモンである悪玉のステロイドなんです。
悪玉のステロイドであるコルチゾールは、ストレスを感じることによって体内の値が上がります。
値が上がったコルチゾールは、脳を侵すんです。
コルチゾールの過剰分泌が、身体、脳、神経システムをボロボロにし、
ホルモンバランスを失わせるんですよ。
ストレスが脳の最適な機能を破壊し、記憶を鈍らせる三つの状況があります。
まず、コルチゾールがストレスの多い状況で放出されると、脳の記憶機能の
中心である海馬によって糖がきちんと利用されなくなります。
海馬に充分な糖がないと、エネルギーも不十分になって、脳は代謝や記憶能力を低下させてしまいます。
二番目に、コルチゾールの過剰分泌が、脳の神経伝達物質の機能を邪魔します。
このため、過去にきちんと整理されていた情報も、簡単につなげられなくなり、脳の細胞同士がきちんと連絡を取り合うことができないので、神経機能が低下します。
三番目に、あまりに過剰なコルチゾールは、脳細胞を死に追いこみます。
これは、コルチゾールがノーマルな脳細胞の新陳代謝を破壊し、脳細胞の中に過剰なカルシウムを入らせてしまうときに起こります。
過剰なカルシウムは、フリーラジカルという分子を生産し、それが脳細胞を中から破壊してしまうのです。
長期的に見れば、過剰なコルチゾールはこのようにして何十億もの脳細胞を破壊しています。
他にも過剰分泌の影響としては、免疫系統の乱れ、動脈硬化や血栓の形成、
性せんホルモン低下による無月経やインポテンツなどを始めとした生命活動全般にわたる影響です。
これが再び、ストレス疾患の原因にもなってきます。
こうやってストレスのことを見てみると、ほんとに怖いですよね。
泣くことでストレスが解消されれば簡単ですよね。
でも、このコルチゾールを体外に流すのは感情的な涙に限られるようです。
これはストレスへの抵抗力を強化するホルモンの分泌を促す副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が涙の分泌を促す機能を持っているためなんです。
だから、痛い思いして涙を流しても、目にごみが入って涙を流してもストレス解消にはならないんですよね。
ん~、長々と失礼しました!
たまには、学術的に解説してみました。
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