あけましておめでとうございます。
豊田です。
Fabberがだいぶ普通に動いてくれるようになったので、一昨日と昨日を利用し、
Fabberを動かす上での最適なチューニングを見つけるため、Fabberを稼働させました。
使用した材料は、FabEpoxyというもので、白色のレジンと茶色の硬化剤を混ぜ合わせて使うものです。
混ぜてしばらくすると固まります。
1回目は、シリンダーにFabEpoxyを詰めたうえで、ノズルを黄緑色の先端の細いものを選び、
ソフトウェア側で選ぶシリンダーを「GreenTaperLeft-FabEpoxy」というものを指定し、行いました。
すると出力されたのは、線が細く、途中でねじ曲がり、隙間だらけで、薄っぺらなものになってしまいました。
こうなってしまった原因として、
・シリンダーからの材料の出力が弱く、シリンダーが動く方向を変えたときに材料が台にくっつかず、一緒に曲がっていかない
・出力される材料の出力が細い
・図面が薄い
ことが原因なのではないかと考えました。
そして2回目は、次のことを行いました。
・ノズルを灰色の太いものに変えた
・ノズルからの出力が大きくなるように、プリントを開始する前の状態ですでにノズルから材料がしみ出している状態にした
・プリントする図面の厚さの設定を1.5倍にした
すると、こんどはシリンダーが方向を変えたとき、まだ若干一緒に曲がってはいくもの、材料が台にくっつきやすくなりました。
また、出力される材料の線も太くなり、隙間が減りました。
一方で、厚さはそのままで、図面の設定を変えても変わらないようでした。
そして3回目は、2回目で行った改良が、更に良くなるように、次のことを行いました。
・原点を少し下げ、ノズルと台の間隔を広くした
・プリントする前の状態における、材料のしみ出し具合を、更に大きくした
すると、2回目と同様、改善が見られました。
しかし、プロセスの最初の段階で、あさっての方向に材料を出力するという現象が、ほんの少しだけ見られました。
この現象は、出力前のPlan Processで、起きるか起きないかの確認が可能のようです。
明らかに図面からかけ離れたところに線が出ていれば、あさっての方向への出力が発生するようです。
そして4回目も、2回目、3回目と同様の改善に向けて、次のことを行いました。
・プリント前の出力を、更に大きく
・Plan Processで、あさっての方向に行かないかを確認
すると、再び出力の改善が見られました。
また、あさっての方向に行くという問題も、起こりませんでした。
ただ、台の上に材料が溜まっている場所があり、プロセス中のシリンダーがそこと干渉してしまい、出力されたもの自体は若干潰れてしまいました。
日が明けて、今度は、オリーブ色のノズルを取り付けて、シリンダーの設定を「OliveTaper-FabEpoxy」にして行ってみました。
すると、昨日よりもノズルからの滲出量は多くなり、プロセス中の出力を行わない箇所でも大量に滲出するようになってしまいました。
そこで考えたのですが、仮に堅めの材料を使う場合、材料がシリンダーから出るようにするためには、強く押し込まないといけない。
だから、堅めの材料の設定にして、普段の状態ではほとんど滲出してこない状態でプロセスを行えば、
うまくいくのではないでしょうか。
ということで、シリンダーを「OliveTaper-PlayDoh」という設定に変えてみました。
これは、小麦粉粘土「プレイ・ドー」で出力するときの設定です。
しかし結果は、シリンダーの動きがより早くなったため、材料が台に粘着する出るスピードがついて行けず、結局出力した材料の線が曲がってしまうだけでした。
そこで次に行ったのは、「GreenTaperLeft-FabEpoxy」の設定のうち、ノズルの口径と稼働スピード、
曲がるときや出力時の一筆書きを終える際の待ち時間の設定を「OliveTaper-PlayDoh」の設定に書き換えて、
出力してみました。
すると、今度は比較的綺麗に出力が出来ました。
しかしながら、ここで材料が切れてしまったため、中断しました。
ちなみに、FabEpoxyで材料を出力すると、次のようなものが生まれてきます。