師匠の多忙と私の回復待ちもあり
やっと「年増」の振り入れが終ったばかりです
この年増が、治療後の初の稽古演目です
治療中は弱った心身でなんとか稽古するのみで、いっぱいでしたが
病気前の私は、とにかく僅かな時間も惜しんで踊りの事を考え
毎晩の稽古の中で、自分の身体の事ばかりに集中し
芝居も、内観から生まれるもの、自分の記憶と感覚、感情の反応を探る事ばかりでした
自分にしか意識がなかったので
だから、常に踊る事も芝居する事も確認作業に近かったのではないかと思います
踊れない時間、詰めて勉強出来ない時間を疎ましく思っていた私が
病気をして、どうしても踊れない時間を
どう過ごすか
今まで忘れていた「楽しむ」事をしたことで
外へ意識が向かうようになりました
草花や水の流れが与えてくれる癒し
人の強さや美しさに触れ敬い
好きな人と過ごす、ほわりとした気持ち
そんな時間が、自分の一部になっていく事を
強く感じています
踊りの修行も日々の積み重なりが自分自身を作り上げていきますが
外との繋がりや、外から得たものが内観と通じた時に
踊りに対する「厳しさ」へ向かっていく喜びだけではなく
本来、踊りの中に存在する純粋な柔らかな喜びを感じる事ができるようになった気がしています
実力はまだまだですがね!!