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ないしょ話

若年性乳がんトリプルネガティブ ステージ3C [治療方法] 抗がん剤治療 9クール、右全摘出、リンパ郭清レベル3、放射線治療 現在経過観察中
告知から治療、治療後の日々、日本舞踊、お絵かき、日々の色々
☆現在は日記として、たまに更新しています


一年一ヶ月の闘病が終わり、半年が過ぎ
副作用も徐々に軽くなりました
体重も減り(まだ目標まで到達していませんが)、髪も伸び、足の痛みも減り力も入るようになってきました

過去の自分と、今現在の自分の隔たりを
強く感じる半年の中で
少しずつ、色々なきっかけで色々な事に気付き
自分を見直す事が出来ました

今までの私は、長い時間をかけて少しずつ砂を寄せて外側から造った城の様な物で
「こうありたい、こう造り上げたい」
という自分の理想像を、ペチペチとシャベルで叩きつけて固めた枠の中に居る事に
安心と満足を感じていたのだと思います

その砂の一つ一つというのは
自分の好みであったり、毎日の稽古であったり、願いであったり
例えば
長い黒髪を結い上げて、着物を着ているのが好きで
稽古している演目の課題へ取り組んで、見えた肉体的な物事
日々の節約で貯めた踊りの為の貯金
少しの時間でも踊に触れて費やしたい欲求
毎日、前進しなければ満たされない欲求

それが、流されて消えたり
抗いながらも、削られていく事を受け入れて
また、一から造り直そうとした時に手元に残っているのは集めていた砂とは違う物で
もっと曖昧で、雲みたいな
自然発生する類いの感覚

消えなければ消えないで
重ねて重ねて、どんな形へと変わっていったのか知りたいけど
きっと、いつか辿り着く場所は同じなのではないかなとも思う

今あるのは、踊りもそれ以外の物事も、過去に重ねた全ての時間があったからこそ
内から発生する物で
まだ上手に扱えないのだけれど

私は、それがすごく好きだと思える

今年も頑張るぞ、色々と!!