床本製本過程
①和紙を切り出す

②厚紙に油性ペンで下敷きを書く

③ひたすらお手本を書き写す

④朱を入れる

⑤針と糸で和綴じする


(朱を入れるのは本にしてからとか
私には難しいので、綴じる前に朱入れ)
本になると感慨深い😭
正月休みから書き始め、書き損じ書き損じ、何枚の高級和紙を無駄にしたことか…
いや…無駄ではなかった
確かに私の糧となった‼️はず
出来ない事をやってみて、やっぱり出来なくて師匠に相談して一つ解決して、まだ出来なくて、考えて思い付いて工夫して
最初の一歩は、色んな事が詰まっていて、大変で楽しくて面白い
床本が出来上がっても、まだお稽古はちょうど1/3まで進んだあたり
頑張ります
母の踊りの教室を、たまに少しお手伝いするようになって6年程になります
お稽古を始める方はほとんどが踊りに触れるのが初めてで
ご自身で浴衣や着物を着る事もなくて
お三味線の音も聞いたことがなくて
お扇子の開け閉めも初めてで
まさに未知との遭遇
「初めて」は大変なことだと理解していても、自分で体感すると想像以上に大変なことでした
私自身、義太夫のお稽古を始めて痛感しています「今日も分からないんだろうなぁ、出来ないんだろうなぁ」
とお稽古に向かう足が重い日もありました
それでも魅力的です、お稽古って
少しずつでも何かが分かっていく、出来るようになっていく
出来ない事に不安が無くなっていく
何かを掴もうとすることに集中していく
初めて詞章を読んだ日と、今では感じているものが全然違います
この感覚も大好き
なんだか不思議な感じで
踊りも同じ感覚があります