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ないしょ話

若年性乳がんトリプルネガティブ ステージ3C [治療方法] 抗がん剤治療 9クール、右全摘出、リンパ郭清レベル3、放射線治療 現在経過観察中
告知から治療、治療後の日々、日本舞踊、お絵かき、日々の色々
☆現在は日記として、たまに更新しています


床本製本過程

①和紙を切り出す


②厚紙に油性ペンで下敷きを書く


③ひたすらお手本を書き写す


④朱を入れる


⑤針と糸で和綴じする



(朱を入れるのは本にしてからとか
私には難しいので、綴じる前に朱入れ)

本になると感慨深い😭

正月休みから書き始め、書き損じ書き損じ、何枚の高級和紙を無駄にしたことか…

いや…無駄ではなかった

確かに私の糧となった‼️はず


出来ない事をやってみて、やっぱり出来なくて師匠に相談して一つ解決して、まだ出来なくて、考えて思い付いて工夫して



最初の一歩は、色んな事が詰まっていて、大変で楽しくて面白い


床本が出来上がっても、まだお稽古はちょうど1/3まで進んだあたり
頑張ります



母の踊りの教室を、たまに少しお手伝いするようになって6年程になります

お稽古を始める方はほとんどが踊りに触れるのが初めてで

ご自身で浴衣や着物を着る事もなくて

お三味線の音も聞いたことがなくて

お扇子の開け閉めも初めてで

まさに未知との遭遇


「初めて」は大変なことだと理解していても、自分で体感すると想像以上に大変なことでした

私自身、義太夫のお稽古を始めて痛感しています

「今日も分からないんだろうなぁ、出来ないんだろうなぁ」

とお稽古に向かう足が重い日もありました

それでも魅力的です、お稽古って




少しずつでも何かが分かっていく、出来るようになっていく

出来ない事に不安が無くなっていく

何かを掴もうとすることに集中していく




初めて詞章を読んだ日と、今では感じているものが全然違います



この感覚も大好き

なんだか不思議な感じで

踊りも同じ感覚があります