そろそろ大学生活も終わる2月、バイト先で狂ったように漫画を読んでます。(バイト先が漫喫みたいになっている上めちゃくちゃ暇バイトなので永遠に漫画を読むことが出来る)

昔から色んな漫画を読んでるんですが、世代じゃなくて読んでなかった漫画ももちろんあるのでこの機会に読んでみました。マジで冗談じゃないくらい面白かったのでこの気持ちを文字に起こしたくなっちゃいました。ネタバレだらけです。何も知らずに読みたい方はぜひ1度読んでいただいたあとにまたこのブログに戻ってきていただければと思います。

スラムダンクよんで1番「やばい…」「作者は天才…」って思ったのは花道(主人公)の最初のゴールと最後のゴールでした。ダンクから始まってセットシュート(名前合ってるのかな?普通の投げるシュートです)で終わるんですよね。何となく、最後のゴールも当然ダンクだと思ってたんですよね。だって「スラムダンク」だから…タイトル回収はやっぱり漫画の名シーンランキング上位ですし、様式美なので…でも違うんですよね、左手は添えるだけのあのシュートこそが花道の成長の証明で、スラムダンクという漫画の集大成なんですよね。派手なシュートも超超かっこいいんですけど、誰かに見せるものではない静かな積み重ねが実ったあの瞬間はもう、他に形容することの出来ない美しさがありました。あの最終ゴールにたどり着くためだけに読んでも十分に価値があります本当に…

ところで私、いわゆるヤンキー物が苦手なんです。流行りの東リべもヤンキー物への苦手意識が強すぎて読めていません…悲しい…だって中学時代の不良()男子の醜さとその末路を見ているとどことなく恥ずかしさが勝ってしまうんです。ですがスラダンは意外といけたので、存在するのかは分かりませんが私と同じような苦手意識を持ってらっしゃる方がいたら安心してお読みください。なぜかと言うと彼ら、非常に古風。古のヤンキーすぎて私の持つ微妙なヤンキーへの現実感が適応されません。ありがたや…(ありがたや?)

読んでて1番びっくりしたのはかの有名な「先生、バスケがしたいです…!」のシーン。これは「諦めたらそこで試合終了ですよ」と合わせて読む前から知ってました。そして勝手に怪我した生徒がバスケを諦めかけたけど復帰する時の美しいシーンを想像していました。いや、当たらずとも遠からずというか間違っては無いんですけれども。まさか怪我してやさぐれて後輩襲って反撃されて入院して、他校性を伴って復讐しに来て、手を出さない部員をボコボコにした奴のセリフとは思いもしなかった…本当に…私と同じ勘違いをしてる人、絶対いっぱいいると思う。

何はともあれ、ほんとにマジでおもしろいのでぜひ読んでください!!!!!!本当に、ぜひ読んでください!!!!ちなみに個人的にはハイキューが好きな人に刺さると思います!黒バステニプリの系統ではありません!!!!でも本当に面白いですから!!!!