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Planeta Ophir

   

消えるときには跡形もなく消えたい

わたし

何をしにいるんだろう

居場所がない


ワープしたい


美女と野獣を観劇した

舞台セットや照明の色が

ときどき脳裏をよぎっていた記憶の断片とリンクした

常に片隅にあった見知らぬ風景は

すでに15年前に見ていたんだ


ストーリーはジャンコクトーのほうが好きだけど

これは何回でも観に行きたい

心象的世界の中で生きたい

アンニュイで

メランコリックで

センチメンタルで

ノスタルジックで

イノセントな世界


どうもここは落ち着かない


絶対的孤独の中で生きるとき

世界がクリアに見える