ひめちゃん日記 -2ページ目
ひめちゃんの
旅立つ直前の体重は1.7キロ。
大人のシンガプーラの半分ほどでした。
小さな白い箱はとても軽くて、
今は主人の仏壇の隣、
小さな祭壇に乗っています。
もともと、とても 身軽だったひめちゃん。
ウチに来た当初は
仏壇の中に飛び乗って
色々とひっくり返してくれました。
なので、主人にはとっくにご挨拶済み。
虹の橋の向こうで
遊んでもらっているかもしれません。
あるサイトでは先に逝った猫は
残してきた主を待っている、
ともありますが
ひめちゃんには
飼い主や息子君を待ってなくていいと
思っています。
神様へのご挨拶が済んだら
早く生まれ変わってほしいです。
丈夫な身体で
沢山可愛がってもらって、
一杯美味しいものも食べて
老衰で亡くなるくらい長生きをしてほしい。
今世でできなかった分も
沢山の素敵な経験を重ねてほしい。
神様、どうかよろしくお願いします。

ひめちゃんが旅立って
もう一週間が過ぎました。
我が家には日常が戻ってきました。
が、
早朝飼い主がコーヒーを飲んでいると
ひめちゃんが
カップに鼻先を突っ込んできたなぁ、とか
天気がいいと東側の部屋の窓辺で
日なたぼっこしてたなぁ、とか
朝『行ってきます』と声をかけたら
ちまっと座って見送ってくれたなぁ、とか
ゴハンが欲しくて、
じっと目で訴えて来てたなぁ、とか
お風呂のスイッチを入れたら
ブラッシング目当てで、タタタッと
やって来てたなぁ、とか
休日の朝、
布団に潜り込んできて
息子君に押し潰されそうになりながら
三人で寝てたなぁ、とか
カーテンによじ登って
あちこちに爪で穴をあけてくれたなぁ、とか
眠いとお気に入りのクッションを
フミフミしてたなぁ、とか
とか
とか
とか、、、
ふとした時に
ひめちゃんの不在を実感し、
私たちの生活の中に
確かにそこにいたんだと思い知らされます。
やはりまだ涙は出ますが
悲しみだけではなく
たくさんの
優しい思い出を残してくれたんだね。
飼い主と息子君は
大丈夫だよ。
11日の明け方、
ひめちゃんはとうとう旅立ってしまいました。
前日の夜から
少し様子がおかしくて、
ずっと丸くなっていたひめちゃん。
大好きなブラッシングを
ベッドでしてあげました。
それでも、夕食をとっている飼い主の
ひざに乗りたそうで、
食事中、ずっと乗せていました。
いつものように
飼い主と息子君のベッドに
寝かせてあげましたが、
だらんと手足を伸ばして
浅い呼吸の合間に
『ふぅぅ~』と息をつく、の
繰り返し。
朝まで持たないかも、、、と感じて
病院に連れて行く?
とも思いましたが、最期は
大好きなお家がいいだろうと、
一晩中付いていることにしました。
3時半過ぎてからは
吐き気が来たりして
苦しそうにすることもありましたが
それも一時。
4時過ぎ、
静かに呼吸が止まり
そして
鼓動もなくなりました。
病院で
『辛い症状で苦しむ子がいるなか
穏やかに過ごせていますね』
と言われたばかりでしたが、
最期まで
頑張って
穏やかに
旅立ちました。
1歳4ヵ月の短い生涯でした。
ひめちゃん、
ウチに来て幸せでしたか?
次は
丈夫な身体で生まれておいで。
もしよかったら
またうちの子になってね。
ありがとう。
大好きだよ。

その日の夕空は
金色に輝いていました。

