だがギリギリまで追い込んだマシンだからこそ理解できるものもあった。
彼らはレギュレーション違反をしている。
そう確信した。
明らかにベネトンのほうが自分たちのマシンよりはやい位置でスロットルを開けていく。
そして全開位置も早かった。
彼らはトラクションコントロールシステムを採用している。
アイルトン・セナだけが確信を持っていた。
それがマシンの特性だったのかそれとも本当にレギュレーション違反だったのかは今となってはわからないが、、、
そして第2戦。パシフィックグランプリ。
予選でスピンするものの信じられないようなスーパーラップで2戦連続のポールポジションを奪取する。
しかしアイルトン・セナが自身の勝利を確信できるものは何もなかった。