「アイルトン・セナがコースアウトしていくとき何度も腕を交差させていたんだ。まるでヘアピンカーブを曲がるように」
当時リアルタイムでオンボード映像をみていた関係者でこのようにコメントするものたちが多くいた。
何をみたのか?
カメラアングルからはアイルトン・セナのヘルメットが邪魔をしてステアリングの稼働領域は確認できない。
フロントタイヤの動きをみるしか判断できないだろう。
しかし明らかだった。
だがチーム側はステアリング破損説に抵抗しない。
この時を境に私は組織とチーム側に何らかの密約ができたと考えている。