ほぼ減速できずに壁に衝突したのだろう。
あの時ブレーキングしたがグリップは得られずその後僅かにブレーキを緩めた。
その動きを速度計が追っているなら一度ゼロになった速度計は実際の速度に戻る最中だったのではないだろうか。
想像して欲しい。
僅か2秒ほどの時間だったのだ。
通常の生活でいかに儚いほど無常に過ぎていく時間なのかを。
命をかけたブレーキングだった。
しかしレコードラインをはずれたマシンはダストにのって減速できない。
そしてマシンはほぼ直角に近い状態で壁にむかっていったのだ。
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