minicarcostomblogのブログ

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今回紹介するのはタメオのブラバム BT59です。

BT59は写真が少ない気がしたのでいろいろ調べてみると厄介な問題が見つかります...

キットはカルビーのロゴが目立つ日本GP仕様となっていますが日本GP仕様には出来ません!

サイドポンツーン側面のラジエターのアウトレットが閉じられているんですが日本GP含めほとんどのレースで開いています。

カルビーのロゴを貼らないと最終戦オーストラリアGP仕様のリバリーになりますがオーストラリアGP仕様にも出来ません。

今はまず見かけませんし中古市場でもなかなか流通しませんが、BT59はメリが前半戦の仕様をタメオより先に発売していました。

そのためかタメオは、前後のウイングの翼端板が変更されサイドポンツーンの後端が半円形にカットされエンジンカウルにオイルクーラー用のエアインテークのようなダクトが付いた後半戦の仕様をモデル化しています。

BT59は終盤戦に横置き型ギアボックスを投入したが最終戦オーストラリアGPでは縦置き型のギアボックスに戻した。

という記述があり、エアインテークのようなダクトが付いたエンジンカウルを使っていたのは横置き型ギアボックスに関係しているはずです。

縦置き型ギアボックスに戻した最終戦のオーストラリアGPではエアインテークの付いてないエンジンカウルを使っていました。

サイドポンツーン側面のラジエターのアウトレットも開いているので日本GP仕様以上にオーストラリアGP仕様には出来ません。

結局エアインテークのようなダクトが付いたエンジンカウルを使っているのはR.13ポルトガル、R14.スペイン、R.15日本の3レースだけでした。

サイドポンツーン側面のラジエターのアウトレットが閉じられていたのはポルトガルGPのみ。

つまりキットのボディではポルトガルGP仕様にするしか選択肢がありません。


R.13 ポルトガルとR.14 スペインGP(R.12イタリアGPも)ではサイドポンツーンにCarvicoというロゴがあるのでこのロゴをどこかから探して来ないといけません。

なかなか見かけないロゴのため流用出来るものが見つかるのか不安でしたが、オゼーラのキットのデカールにCarvicoのロゴがあるのを発見してこれを使ってなんとかポルトガルGP仕様に出来ましたという次第です。

前置きが長くなり過ぎてしまいましたがここからが製作記事になります。

これは手を付ける前ですがノーズが若干短いのが気になります。

ハンダを盛って2mmほど延長しました。

この写真だと分かりにくいですが塗装してデカールを貼った後にノーズを伸ばした効果を感じました。

サフを塗装して様子を見ます。

いきなり綺麗な表面にはなりませんのでこれくらいまで表面をきれいに仕上げて塗装に備えます。

ボディカラーはフィニッシャーズのブラバムブルーを使おうとしたら思っていたよりも明るめのブルーなので、クレオスのブルー FS15044を混ぜて濃いブルーに調色して塗装しました。

これはタメオのオフィシャル完成見本ですが、ノーズからモノコック上面にかけての白い部分の面積が明らかに広過ぎます。

カルビーのロゴが貼ってある部分のV字ラインも幅が広くて長さが短いです。

エンジンカウルの白い部分もデカールで仕上げるのと隙間が出来てしまっていてタッチアップは避けられないと思います。

インダクションポッド周りの白い部分もデカールで綺麗に仕上げるのは厳しいと思います。

白い部分を塗装で仕上げるにしても外側の細過ぎるピンストライプが入ることを計算して完璧に塗分ける。

ピンストライプだけをデカールから切り離して貼るような超絶技巧は私にはとても無理です。

白い部分をどうしようか悩んだ末にキットのデカールを切り刻んで貼って行きアウトラインを作りクリアーコートした上からマスキングして内側の白い部分を塗装することにしました。

これが正解なのかは分かりませんがこれ以外には方法が思い浮かびませんでした。

ノーズを延長したこともありデカールはもう1枚必要になりました。

デカールの上からクリアーコートした後はこのように研ぎ出してデカールの段差を消しておかないと、マスキングしてホワイトを塗装した時にデカールの跡が浮き上がって見えてしまいます。

ホワイトを塗装して仕上げるとこうなりました。

自画自賛になってしまいますがだいぶ雰囲気は良くなったんじゃないかと思います。

赤丸で囲ったドライバーの背面にある三井住友海上日動のロゴも日本GP限定なので切り離しておきます。

モノコック側面にEurojelousyのロゴがあるのは日本GPとオーストラリアGPだけです。

 

BT59はステアリングが丸型ではなくアルファベットのDを横にして上の部分がカットされているものでしたので自作しました。

シートベルトは別売りのStudio Rossoの布製の物を使い、肩の部分に入るWILLANSのロゴは他から持ってきました。

シフトレバーも自作の物に交換してあります。

タイヤは定番になっている別売りの3Dプリントのものです。

表面処理を結構念入りにしないと使えないのですが形状の良さは魅力的です。

BT59はシャーシの側面の縁をホワイトで塗装する必要があるのですがこれが結構面倒でした。

エキゾーストが付く位置はキットの指定だと内側に入り過ぎてしまうので一度全てポリパテで埋めて適切な位置を確認した上で改めてリューターで削ったりタガネで掘ったりして凹みを付けています。

組み立てとしてはドライブシャフトの位置を調整したくらいでそこまで難しい所はありませんでした。

ノーズとウイングを吊っているワイヤーは0.2mmの真鍮線、リアタイヤ手前にあるボディとシャーシを固定しているワイヤーは0.3mmの真鍮線です。

日本GP仕様となっているものの考証が間違っていて日本GP仕様に出来ないのは問題ですね。

当時は今のようにネットで写真がいろいろと見れる環境ではないので仕方ないのかもしれませんが。

デカールの白い部分が広過ぎて間違っているためデカールをリニューアルしてくれたらこの年代としてはかなりいいキットです。