めちゃくちゃ久々に【素早いガエル】を組んでみて、ふと懐かしくなったので過去話をgdgd


僕が素早いを使い始めたのはオベリスクの生贄に困っていた時だった。

当時はインゼクターが環境を取っていたが、環境なぞつゆ知らずハムドオベリスクをいそいそと作っていた。

素早いアンコウに出会ったのはそんな時だった。

手札・デッキから墓地に送られた「場合」、デッキから素早いモンスターを2体まで特殊召喚「できる」カードである。

すぐさま素早いモンスターを買い集めたが、【ガエル】に出会うのはもう少し先の話である。当時僕が知っていた手札・デッキから墓地に送るカードといえばクイックシンクロンとおろかな埋葬だけだったのだから。

元から持っていた遊星デッキ(ジャンドと呼べないような紙束)のパーツを流用し完成したのが、【素早いシンクロン神】である。

素早いモンスターとシンクロンの展開力でそこそこ強かったが、オベリスクを使っている意味はゼロに近かった。ハムドが絡まないことにイライラもしていた。



若干萎え始めた僕の前に現れた救世主が鬼ガエルである。

鬼ガエルと出会った僕はすぐさま【素早いガエル神】に乗り換えた。最初こそオベリスクの降臨頻度の増加に喜びもしたが、次第にオベリスクが手札に来ないことにイライラするようになった。相変わらずハムドも絡まなかった。そんな時である。あいつらがやって来たのは。



そう、征竜である。



水属性をコストに水属性を墓地に送り、自らを墓地コストだけで蘇生する「瀑征竜タイダル」と、除外された時地属性ドラゴン、すなわちハムドをサーチ出来る「巌征竜レドックス」の投入により、デッキパワーが異様に高くなった。タイダルと素早いアンコウの2枚で念願のオベリスクのサーチも出来るようになった。(タイダル効果アンコウ切ってオベリスク落としアンコウ効果素早い2体SSXYZセイントデクレアラー効果オベリスクサルベージ)格段にハムドオベリスクの降臨頻度が増えたが、同時に「征竜でよくね?」という声に悩まされることになる。

違うのだ。僕が作りたいのはハムドオベリスクであり、ドラゴサックではないのだ。

1年間悩まされた挙句、征竜の禁止と共にこのデッキも封印されることになる。

その後も素早いを使ったデッキは多々作ったが、ガエルにはてんで触れなくなってしまった。友達のちるさんが水フルモンに使っていたことも触らなくなった原因の一つである。久々に作ってカードパワーのインフレが身に染みたところで、今回はここまでとしよう。