京都五山の一位 いま彩る名刹「臨済宗・天龍寺」 京都ええとこ 4
正式名称は霊亀山(レイキザン)・天龍資聖禅寺(テンリュウシセイゼンジ)で、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔う為、夢窓疎石を開山として1339年に創建された寺院です表門です京都屈指の観光地、名勝嵐山・渡月橋や西側にある亀山公園などはかってはここ天龍寺の境内地でした境内七堂伽藍の入り口「庫裡」前、ここから入ります天龍寺の顔「達磨図」禅の象徴とされます達磨大師が描かれます 元管長平田精耕老師の筆「大方丈」正面と背面に幅広い広縁を持ちます 扁額は関牧翁老師中央の室中には本尊として「釈迦如来坐像」を祀ります広い方丈の東西を仕切る室中外側には襖絵「雲龍」の絵、若狭物外により描かれています襖絵の前面は全てガラスが貼ってあり前面の庭が写ります大方丈の前は約700年前に夢窓国師により造られた、嵐山・亀山を取り込んだ借景式庭園でもある「曹源池(ソウゲンチ)庭園が拡がります池正面には巨岩を立て「龍門の滝」を顕します往時の風情そのままの名園と謂れ、日本最初の史跡・特別名勝に指定されています池 西北を向いて小方丈・客殿が見えます大方丈正面より障子の間を通して鮮やかな紅葉を見ます大方丈広縁と曹源池を望む本来は「池泉回遊式庭園」ですが、背後には大堰川を隔てた彩り鮮やかな嵐山です、庭園に見事に取り入れられ借景式庭園と謂われる所以です苑池奥に向かう渡り廊下から見える紅葉です「多宝殿」後醍醐天皇の尊像を祀る祠堂で両側に歴代天皇の尊牌が祀られています正面には寺号に用いられた「資聖」の額が飾られます襖には仏を守護する多数の龍や獅子・虎などが描かれています参道先の「法堂(ハットウ)」 釈迦三尊像を安置して仏殿でもあり元は雲水が座禅修行する為の禅堂でもあった様です法堂の天井「雲龍図」日本画家・加山又造画伯により作描されたもので、9mの円相の中に厚さ3cmの杉板159枚を張り合わせ、漆と白土を塗った上に躍動する「八方睨みの龍」が描かれています(撮影不可で寺内資料より)後嵯峨・亀山両上皇の御陵です、真っ赤に染まった紅葉の参道です上見上げると正に、色とりどりに彩った モミジ! もみじ! 紅葉!で埋まります