『「イベルメクチン」コロナ軽症患者の臨床試験で有効性見いだせず 興和が発表』というニュースがありました。
「イベルメクチン」投与群と「プラセボ(偽薬)」投与群との差がほとんど無かったということだ。
「イベルメクチン」はウイルスの増殖を抑える効果を期待するもので、葛根湯のように風邪の引き始めに飲むのがベストで、軽症患者の症状を抑えるようなものじゃありませんからね。
しかし、どちらの群も死亡例は0で、重症化した人もほとんど認められなかったということで、安全性は認められたことになり、ヤバイと噂の「ラブゲリオ(モルヌピラビル)」を飲むくらいなら「イベルメクチン」を飲む方がリスクは回避できる。
コロナ初期に、現中日二軍監督の片岡篤史や石田純一が『「アビガン」を投与され症状が改善した』と発言していたにもかかわらず、後に「アビガンが効いたのか自然免疫で良くなったのか分からない」と言わされていたのを聞いて闇を感じてましたね。
マスコミの皆さんには、誰に言わされたのかを聞いてきて貰いたいものだ。
結局今回の記事でも、『プラセボだろうが死亡が0で、重症化もほとんど認められなかった』と書いてあるので、「オミクロンは、3日間屁ぇこいて寝てれば治るただの風邪だった」と言っているようなもんです。
「肉を切らせて骨を断つ」じゃないが、「イベルメクチンの効果が実証されなかった」よりも、「ただの風邪に対してリスクのあるワクチンを射つ意味があるの?」というメッセージになったのではないだろうか。