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現在飼育中のハリセンボン。名前はぼんちゃん。割と安直…。

3月に磯で拾って来た子です。
魚って捕まえるのはすごく大変で、普通に網ですくおうと思っても簡単に逃げられちゃうもの。
ところがこの子は…バケツでひょいっとすくえちゃいました…。

もともとハリセンボンは南方系の比較的暖かい海にいる魚です。
沖縄とかだと「アバサー」とゆー呼び名で市場とかにいっぱい並んでます。
神奈川の海は暖流が届くので海流に乗ってやってくるものの、冬は彼らにとっては寒すぎるため越冬できない、いわゆる死滅回遊魚です。

水温が16℃程度の3月初旬、寒さのあまりほとんど身動きできない状態だったようです。
幸い水温が調整できる水槽があるので、本来の生息温度に近づけて25℃くらいで飼ってます。

最初の1週間ほどはあまり身動きもせず、餌をあげてみても全然食べませんでした。
すこしずつ元気になって来て、いまやすっかり元通り。

ハリセンボンは人に慣れることで有名ですが、ぼんちゃんも全くその通り。
人の気配を感じると、餌がもらえると思ってすぐに寄って来ます。
普段大きなピンセットを使ってカニをあげてますが、ピンセットが餌をくれると思い込んでるのか、ピンセットを見ると食いつくそぶりをします…。

今日の写真はそんな一コマ。