古川/smartworks 代表取締役のブログ -2ページ目

課題

仕事の中で、試行錯誤しながら成功と失敗を繰り返します。

失敗した時こそ、課題や光が見えてくるものです。

一度や二度の失敗で挫けず、ドン底に陥っても、それを克服した人が成功への道へと導かれるのです。

英国の作家であり医者でもある、サミュエル・スマイルズの名言で

『 われらは成功によってよりも、失敗によってこそ多くの智恵を学ぶ。 』



上手なほめ方

 部下や後輩を育成するとき、“ほめる”ことが一番です。
ほめられると誰でも気持ちがいいし、下手な叱りかたをすると萎縮したり心を閉ざしたりしてしまいかねません。

 では、上手なほめかたってあるんでしょうか。

 正しいかはわかりませんが、私が心がけていることを紹介します。

 ①周りの人がいるところで
 ②聞こえるように
 ③感情をこめてめちゃくちゃ褒める

 そうすると、“何をしたのかはよくわからないけど、何かすごいことをしたんだな”ということが周囲の人にも伝わり、その人の評価も自然に上がります。

 逆に叱らないといけない場合は、周りに人がいないところで個人的に伝えます。
 その場合は、最初に褒めてから指導するようにしています。

 先日、テレビ番組で子供を東大に行かせるためにいくらかけたか、というような内容でやってました。

 大半が何百万・何十万かけている中、一円もお金をかけずに合格した家族を取り上げていました。

 その教育方針がおもしろい。
 “家では勉強しない”
 “参考書は買わない(→ノートに書き写すしかない)”
 “勉強しろとは一切言わない”
 などでした。

 じゃあどうして合格したのか。
 それは、『朝から晩まで飽きるほど褒めた』ということでした。

 子供は強制されずに自分の意志で勉強できるし、朝から晩まで褒められたら、自信もつくし何より嬉しい。
 
 これをみていて、改めてやっぱりほめることは大事だなぁと思いました。

論語の言葉

皆さんは『論語』って、ご存知でしょうか?

中国古代の思想家である孔子(こうし)の言葉や行ないなどを、
孔子の死後、弟子たちがまとめ編集したのが『論語』です。

『論語』は四書の一つ。
四書には、「大学」「中庸」「論語」「孟子」があります。

今回は『論語』の中から、一つの言葉を取り上げます。

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子曰わく、吾十有五にして学に志す、
三十にして立つ、
四十にして惑わず、
五十にして天命を知る、
六十にして耳順がう、
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。


わかりやすく解釈すると、

「孔子は言いました」
十五歳で、学問に志し
三十歳で、自分の専門分野の基礎を確立し
四十歳で、あれこれ迷わず
五十歳で、天命(天が自分に与えた使命)をわきまえ
六十歳で、人のことばが素直に聞け、動じなくなり
七十歳で、思うままに行動しても、道を外れないようになった

十五歳=志学(しがく)、 三十歳=而立(じりつ)、

四十歳=不惑(ふわく)、 五十歳=知命(ちめい)、 

六十歳=耳順(じじゅん)、 七十歳=従心(じゅうしん)


NHK朝の子供向け番組「にほんごであそぼ」でも、この言葉を歌に
のせて歌っています。見たときは感動しました。

本当に現状と見比べて、いろいろ思うところがある一節です。

私も四十歳目前。まだまだ基礎が確立できているとは言えませんが、
自分の人生を焦らず、正しく生きていこうと思います。

段取り八分

皆さんは、『段取り八分』という言葉をご存知ですか?

これは昔、職人さんが使っておられた言葉ですが、

仕事前にきちんと段取り(工程・手順など)をしておけば、

仕事の八割は完了したも同然という意味です。

いかに事前準備が大事かということですね。

これは職人さんだけに限らず、どの仕事にも当てはまります。

一ヶ月・一週間・一日の行動計画を事前にきっちり立てましょう。


その次は、その流れをストーリーに見立てて、頭でイメージしてみます。

イメージトレーニングも大事な要素です。


 「午前中に○○と○○をして、午後からは営業で○○にいく」
 「ここでこういう問題が発生したら、こう対処する」


など、具体的にイメージして下さい。

そこまでできれば『仕上げの二分』は当日です。


あなたの付加価値をプラスして、お客様に感動を与える仕事をしてください。


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㈱スマートワークス

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守(しゅ)・破(は)・離(り)

 武道で、守・破・離という教えがあります。


 上司と部下のありかた、仕事、新しいことへの挑戦するときなど

人が成長するために欠かせない考え方です。


 第一段階 『守(しゅ)』 ・・・教えを守る

 あなたの指導者(または尊敬する人)の教えは守るということです。
その方の仕事のやり方・考え方・行動・言動などすべてをとことん

真似てみるといいでしょう。
 そうすることで、物事の基本(核)となる部分が会得できます。

 第二段階 『破(は)』 ・・・基本に自分なりの工夫を加える

 第三段階 『離(り)』 ・・・新しいものを創りだす

 今までの経験からすると、基本がならずまま自己流のやり方を

通すようでは、どこかでミスがおこったり、表面的な部分だけこなして

本質がつかめていなかったりします。

 早く成長したいと思うならば、じっくり基本を確立することが、

遠いように見えて一番の近道かもしれません。


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