もちろんCG技術とかなんやかんやがやたらめったらすごいってのはあるんですが。
なんてか、手の抜き方を教わった気がします。
まず始めのほうは、変身モーションとかCGを駆使してきっちり描くじゃないですか。
視聴者がこういうもんなんだって理解して、それが常識になるまできちんと描く。
常識になったら少々カットしても大丈夫ってことですよね。
カメラアングルと映像の繋ぎ方で、ちゃんと憑依なり合体なり変身なりしたんだって思い込ませるんですよね。
すごいなぁ。
電車ライダーを見返してて、思ったんですよね。
最初のほうは、ちゃんと憑依の瞬間とか憑依解除の瞬間とかをきっちり画面に納めてるんですよ。
りょたろとMりょたろを合成で重ねて、今憑依しましたよーっていうモーションをつけて。
まったく同じ位置同じ角度で撮れるんだからすごいよなぁ。
だけど、放送も二桁になってくるとそのシーンほぼカットされてるんですよね。
音と光はあるんですが、足元からのパーンだったり画面外に見切れたりして、決定的瞬間をはずすんですよ。
セラムンやらプリティでキュアキュアだったりするやつは、残念なくらい毎回きっちり変身するのに(笑)
走りながら変身するのって、どうやって撮影したのかなーとかも思いました。
変身前の役者さんは、言うなればポーズだけ取って走ってればいいじゃないですか。
変身後のスーツアクターさんがきっちり合わせて走ってるんですよね。もうなんというか・・・。すご。
走り方とか歩き方とかも含め、役者さんの動きをコピーするスーアクさんは、もう少し知名度があってもいいんじゃないかなぁ。
実はいっちばん目だってておいしいとこ演じてるのはスーアクさんなんだから。
といっても、常にスーツの中だけど。
撮影って、その話の流れどおりに撮っていけばいいってわけにはいかないじゃないですか。
頭から最後まで、それこそ数週分の放送の流れが全部頭に入ってて、なおかつ必要な画面とか絵とかが全部頭に入ってないと撮れないですよね。
監督さんもすごいなぁ。
っていうか、電車ライダー好きすぎてスタッフとかもみんな大好きだよ!どうしよう!
某特写写真集が欲しすぎるよ!
DVDのメイキングも全部見たいよ!
特撮の撮影に興味がありすぎる件について。←結論