先日、東京芸術協会主催の『全日本ジュニアクラッシックコンクール』の地区予選会が開催されました。
私のところからは、小学4年生のMちゃんが一人、出場しました。
結果、みごと東京で行われる本選会に選抜され、出場が決定しました![]()
(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチパチ
おめでとう
Mちゃん![]()
Mちゃんが予選会で弾いた曲は、ピアソラ作曲3つの前奏曲の第2番『フローラの戯れ』でした。
ピアソラの数少ないピアノ曲の中でも傑作と言われている曲の一つです。
この曲は、タンゴのもととなった“ミロンガ”という独特のシンコペーション&リズム&拍を持っています。
●・・・強拍 ○・・・弱拍として
哀愁を帯びた部分では●○○●●○●○が使われ、激烈な部分においては●●○○●○●○のミロンガが使用され、場面ごとに違うミロンガを弾き分ける難しさがあります。
曲の中間部分には、ピアソラならではのバンドネオンを彷彿させるかのような、和音での速い連続の場面もあり、Mちゃんは『疲れる~っ!!><』なんて、たまにこぼしておりましたが、よくふんばりました!!
予選会の演奏制限時間は8分でしたが、この曲はプロの演奏でも7分40秒前後はかかるので、今回は8分以内におさめる事も課題の一つでした。
いろいろと、本当に大変だったかとは思いますが、よく頑張りましたね!!
Mちゃん、本当におつかれさまでした![]()
でも、まだ休めないからね~~~~っ!!!!!(笑)
東京での本選へ向けて、また一緒に頑張っていこうね
エイエイ
ちなみに・・・
ピアソラ作曲の作品は、リベルタンゴも非常に有名で素敵ですが、『アディオスノニーノ』のピアノソロバージョンがあります。これも『フローラの戯れ』同様、彼の傑作と言われるピアノ曲の一つだと思います。
ということで、Mちゃんの本選出場をお祝いして、ピアソラ作曲『アディオスノニーノ』を聴きながら今日の報告を終わりにしたいと思います。
※ピアノソロバージョンではありません。
『アディオス・ノニーノ』
1959年に亡くなったピアソラ自身の父(ノニーノ)へ捧げた曲。
アストル・パンタレオン・ピアソラ
(1921年ブエノスアイレス生まれ、1992年ブエノスアイレス没。)
ピアソラはバンドネオン奏者になることを父に期待されていたが、彼自身はクラッシックに興味があり、一時ラフマニノフのお弟子さんだったベラ・ウィルダにピアノを師事する。
また、アルトゥール・ルビンシュタインの紹介でヒナステラのアドバイスのもと『ブエノスアイレス交響曲』を作曲し、曲中にバンドネオンを使用したことが注目を浴び、賞を受けた。
その後パリへ行きナディア・プーランジェ女史に音楽理論を師事した。
その女史のもとでのことをピアソラ自身が次のように語っている。
「ある日、プーランジェは、タンゴを弾いて見なさいと言った。私はピアノはうまくないからと渋ったが、そんなことはたいした事ではないから弾いてみなさいと言われた。私は『トリウンファル』を弾き始めた。半分も行かないところで、女史は「素晴らしい」と気に入ってくれた。これこそ、私の人生における大きな啓示だった。」