ピアノの練習をしている時、必ずと言って良いほどお世話になる「リズム変え練習」。
今日はこの練習方法の落とし穴について書きたいと思います。
リズム変え練習は、いろいろなパターンが考えられると思いますが、
特によく使われている「スキップリズム
」での練習について。
初歩者の方のリズム練習で、この
でリズム練習を行う際、気を付けなければならないことがあります。
まず、このリズムは16分音符の方(後ろの音)を鋭敏にして練習しなければ練習の価値が半減してしまうということです。
よくありがちなパターン1
「
で練習してきてね!」
と、宿題を出しても、次の週のレッスンで3連符のタイ
のような曖昧なリズムで練習してしまうというケースです。
3連符のタイ
というのは、4分音符を3等分した内の2:1の比率によるリズムですよね。
一方、スキップリズム
は、タイで表記し直すとわかりやすいと思いますが、
←このように、4分音符を4等分した内の3:1の比率によるリズムですよね。
この違いを適当にしたまま練習を進めていると、
例えば・・・
3連符
の伴奏にスキップリズム
が乗った場面などで、伴奏の3連符
とメロディのスキップリズム
のずれるべき所で、ほどよいタイミングがとれないなどといった状況に陥る可能性があります。
よくあるパターン2
「スキップリズム
だけ、練習している。」というケースです。
この練習方法のみで1週間を過ごし、次の週練習の成果を聞かせてもらうと、“スキップ中毒” (←私が勝手に付けた名前
笑)になってしまっていることが多いです。
“スキップ中毒” の症状とは・・・
まるで酔っ払い運転のような感じで、音のツブが均等に並んでいない状況。
それがなんとなくスキップリズム
を彷彿させるような崩れ方をしている。
リズムパターンの中で、スキップリズム
を選択し、練習するならば、スキップリズムを練習した分だけもう一つのあるリズムを必ずやらなければなりません。
そうしないと、このこわ~い“スキップ中毒”の毒牙にかかってしまうしまうかもしれないのです(i|!゜Д゚i|!)ヒィィィ
「じゃぁ一体その“あるリズム”って何よーっ?!」
もうおわかりかもしれませんね。
「スタッカート?」
いえいえ、違います。一緒に練習することで若干マシにはなりますが、スタッカートではありません。
スキップリズム
と必ず対でやらなければならないリズム、、、
それは・・・・
・・・スコッチスナップです(*´∇`*)
スコッチスナップは、スキップリズムの音符を逆に並べてできているリズムで、4分音符を4等分した内の比率が1:3のリズムです。
つまりこれ→
ですね。
このリズムはスコットランドの民謡や民族舞踏に多く使われています。
スコッチキャッチとも言います。
このリズムも、スキップリズム同様、なるべく鋭敏に練習しておく必要があります。
また、このスコッチスナップ
をメトロノームに合わせる時、どうしても16分音符がメトロノームの音の前に弾いてしまい、後ろの付点8分音符の方をメトロノーム音と同時に弾いているうケースが非常に多いです。これは本当に多いです。
スコッチスナップもちゃんと練習しているのに、まだスキップの毒牙にかかってしまうようでしたら、是非、16分音符がメトロノーム音にピッタリ合っているか、1回ごとに丁寧に耳でよく聞いて確認しながら練習してみてください。
を3回弾いたら
も3回弾く、というようなルールで練習するとバランスが保てると思います。
他のリズムでも、同じようなルールが考えられますよね![]()
偏ったリズム練習は逆効果の場合がある、ということを覚えておくと良いと思います。
メトロノームについて
メトロノーム無しでのリズム練習は、特に初歩者はリズムが崩れやすいのでお勧めできません。
どんなリズムでも、メトロノームを使う事は、使わない練習と同じくらい大切です。
メトロノームも、適当な使い方だと練習の妨害者のような存在にしかならないので、正しい心がけのもとで、使用して下さい。
いずれにしても、ご指導いただいている先生がいらっしゃる方は、レッスンでちゃんと先生のチェックが入ると思いますので、それほど心配する問題ではないと思います。![]()
リズム練習は、他にもたぁ~~っくさんありますよね![]()
他のリズムにはそのリズムごとに気をつける点がそれぞれあります。
今日書いた事ほんの一部であって、これで全てではありません。
機会があったら、リズム練習の中のスタッカートについていずれ書きたいと思います。
あとがき![]()
今日は、この不器用な私が、どうしても伝えたくて自分で音符のマークを作っちゃいました(〃'∇'〃)ゝエヘ
決死で作ったマークたち→
![]()
よく見ると・・・なんか、とってもいびつ・・・・・・л○ ガクッ・・
3連符のマークの
←上の3の数字を適当にごまかしているという点は、是非見なかったことにしていただけると嬉しいです
(笑)