結婚をするまでは、結婚をして、子供を産んで育てる事が、女性としての喜びだと思っていた。
女性が男性を立てる事が、美学だと思っていた。
9歳年上の旦那さんは、昭和の男性の在り方が当たり前な考えの人で、女性は男性を立てるもの。
女性は男性に従えば良い、俺について来い的な考えの人。
10代の付き合い始めの頃は、そんな彼を素敵でカッコよく、この人についていきたいと思っていたのだから。
結婚をして、妊娠をし、子供を産むごとに、自分のやりたい仕事ができない事。
子供や家の都合で、働き方を合わせなければならず、そこに疑問を持っていた。
今回観た映画「Red」は、NHKのあさイチで紹介されていたので、観たくなって

あさイチでは、女性のあり方についての特集をやっていたのもあり、これだ
私が求めていた答えは
というわけで



有難いことに、旦那さんは、結婚の年数を重ねる事に、オレ様男子から変わってくれました

私のやりたい事をやっているのを、時々嫌味を言いながらも、そっと見守ってくれていています

だから、私の気持ちが暴走する事なく、落ち着いているから、家庭がなんとかうまくいっている気がします

結婚した当初は、旦那さんにとって良い妻、よい嫁であろうとした。
ある日、事件が起こり、旦那さん家族にめっちゃキレて、それから、私は変わった気がします

私は料理が苦手だし、庭も素敵にできない。
お金の管理も苦手。
子供は好きで愛しているけれど、教育だってきちんとできているか疑問。
男性を立てる事ができない。
良い嫁でもない。
私は結婚は向いていないとも思う。
負けず嫌いで、男みたいな性格で。
仕事でだって、他の男性に負けたくない

一度きりの人生、悔いのない様に生きたい

今回観たRed。
心がギュッと締め付けられたり、ハッとしたり。
女性が、自分らしく生きて良いのだよというメッセージが、心に強く突き刺さりました。
私がこの映画の主人公だったら、同じ行動をしていたのかもしれません。
今の時代は、男だから女だからではなく、どちらかできる方がやれば良いのではないかな

かといって、女性も、都合の良い時だけ女を武器にするような事はしない方が良さそう

女性にも男性にも、ぜひ観ていただきたい映画です。
原作とは、結末が違うところがまた、良さを惹き出しているようです。