大阪ファイナルのことを書こうと思いつつ日が経ちすぎた…

もうアラバキも終わってるじゃんね…(こっちは留守番組)



 

ツアー最終日。

今更だけど記録としてなんか書いておこう。

 


座席はアリーナの後ろから5列め。ある意味愛と人間性を試される席(笑)


ちなみに今ツアーこれまでの私の席は横浜はセンター席9列端っこ、有明はスタンド2階石くん側とスタンド3階正面。

なので大阪は天空席か、もしくはアリーナ後方かなとなんの根拠もないが予想してた。

チケット見て笑ったな。

 

もう行く前から観るのは諦めて音聴きに行こ!って割り切ってて。
なのでいつも以上に視覚の印象が薄い。

とはいえ、トミのどすごい音圧やらミヤジの声で何度も泣いてしまった。

感動すればするほどツアー終わっちゃう…って寂しくなった。

 

 

珍奇男が有明からずいぶん進化してて驚いた!

美しいバラードを〜みたいな妙に勿体ぶった甘い前口上はくすくすと会場から笑いを誘っていた。

そこから柔らかいギターと優しげな歌声でこれまでの珍奇男とは何か違う入り。

嵐の前の静けさを思わせるような…


曲が進むにつれどんどん演奏の圧が増していって最後はアーーーハハハ!アーーーハハハ!とミヤジの壊れた笑いが空気を切り裂き、会場が狂気に染まって最高だった。

 

今回のライブ全体にも緩急、寒暖、静と動など振り幅を感じたツアーだったけど、さらに回を重ねるごとにそのコントラストが研ぎ澄まされて一曲の中にもそういう現象があったように思う。

 



悲しみの果て、イントロダダッダダがミヤジのギターだけだったなぁ。

音だけ聞いてたから、あれ??出だし合わなかったのかな??と理解できてなかったんだけど、どうやらこれも新しい試みだったようで。


定番にあぐらをかかない姿勢はさすがと思いつつ。。

いや、、でもこのイントロは曲の最重要ポイントだぞ?

なんなら私にとってはこの1節がライブの1番のハイライトだったりするんだぞ?とモヤモヤ…

なのでこのアプローチはこれっきりで飽きてくれるといいなぁと思った。

 

 

今宵の月のようにの前に、少しだけ四月の風を弾き語る。

大阪だからセトリに入れるかなと思ったけど、これも粋な計らいだったな。

ミヤジが大阪ーーー!!って叫ぶ度に自分が今大阪にいると言うことをしみじみ実感していた。

 

it's only lonely crazy daysは結局最後までやらなくて残念。

アラバキでもお披露目なかったようだし(鍵盤奥野さんだったのにね!)アルバムツアーまでおあずけかー。

 

 

俺たちの明日の後半のギターソロで、花道に積もった花びらを手のひらいっぱいに掴んで石くんの坊主頭にバサァッとまぶしてたのが隙間からちょうど見えて。

なんかファイナルにふさわしい華やかで微笑ましい戯れだったなって、このシーンをスローモーションのように思い出す。

これ肉眼で見られただけでも大阪行ってよかったな。

 

 

歌声はとても力強かったけど、時折スクリーンに映し出されるミヤジのアップに疲労の色が見えた。

全部出し切ろうという気概を感じたな。グッときた。


なので私もずっとつま先立ちでふくらはぎが限界だったけど、so many peopleでは全力で拳振り上げ全力でオーー!イエェーー!!と叫び最後までやり切った(笑)

 

 

ライブの前に太陽の塔へ行った。

塔の前で生命讃歌を聴きながら泣いた(側から見たらヤバイ奴)。

その後ライブでRAINBOWの〆の両手広げポーズ見たらミヤジが太陽の塔に思えてしまった。


繊細さもでっかさもデリケートもクレイジーも全部心の中に抱いたヒーロー、ってこれまんま太陽の塔じゃん!太陽の塔=ミヤジじゃん!と聴きながら勝手に独り合点してた。

 

ミヤジも岡本太郎のように常に自分の中に毒を待っている人だよね。




そしてオーラス、真っ赤なライティングのみの待つ男。

もはや姿など見えようが見えなかろうが関係ない。

巨大な岩みたいな音の塊を喰らって今ツアーが終わった。

感無量。




 

 

オマエデッケェナ〜〜〜



この日は歴史民俗学博物館の企画展も見たのだけど、これがまた面白くてよかったーー(書き出すと長くなるからやめとく)


ライブ前に散々歩いてしまい、しかも朝5時起きで新幹線日帰りだったもんだからライブ最中も気づくと意識飛んでた(笑)

翌日見たら26000歩も歩いていた。

疲れたー疲れ果てたぜー疲れ果てーたー。



大阪らしい食はこれだけ(笑)




新幹線でウワサのコレ。

はじめに気がついた人すごすぎる😂


ライブはもちろん、大阪の街も駆け足ながら堪能した充実の弾丸旅だった。


 

 

35thツアーは終わってしまって寂しいけど、むしろここからがまたスタートだ、というメッセージはしっかと受け取れたので、35周年後半もますます楽しみになってきた。


私も頑張って働かなくてはーー!

 

 

 

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