本日のYahiooニュースで報じられていますので、ぜひご覧ください。
加盟店の見切り販売は「本部都合で搾取されているロイヤルティーを少なくする、またはゼロにする」ために、できるだけ廃棄原価を少なくするため価格を下げても売り切ってしまうという加盟店の防衛策の一環として、加盟店経営者固有の権利に基づいて行っていたことです。
この裁判は、こういう加盟店の防衛策に対して、セブン・イレブン本部が見切り販売をさせないように妨害したり、加盟店解除をちらつかせて脅したりしていたことについて加盟店から本部の不当利得行為に対して損害賠償請求が起こされていた争いでした。
最高裁で結審したということは、今まで私が主張、啓蒙してきたロスチャージ問題について裁判所が全面的に認めたということです。
今後同様の裁判が起こされても、セブンイレブンに限らずすべてのチェーンにおいて加盟店の主張が認められることになるでしょう。
そして、次に問題となるのは、コンビニ本部は加盟後の搾取行為を目的として意図的に欺瞞勧誘を行い加盟店募集をしていたのかという詐欺性の問題です。
これもサンプル数が多くなればなるほど司法の場で判断が出される可能性は高くなるでしょう。
私が糾弾・救済活動を始めてから約15年がたちましたが、ようやくあるべき司法判断にたどり着いた・・・そして、企業の反社会的行為が断罪されていくという方向になりました。
私ひとりを冤罪逮捕、収監しても、経済の原理原則に反した者は必ずピックアップされていくものです。
本日は私の刑期満了からちょうど五日目です・・・感慨深いものがあります・・・
これからが本当の解決へのスタートです
加盟店、元加盟店の方々はぜひご自分の正当な権利を行使して前に進んでください。
グッドラック
● この裁判は、コンビニ本部による収奪行為の本質を争っているもので見切り販売という切り口だけの問題ではありません。だからセブン本部は絶対に負けられない裁判のはずだったと思います。
さらに、この判決はセブン本部を模倣したすべてのフランチャイズチェーンに影響と関係があります。
今後、現加盟店、元加盟店に対して相当額の賠償金を支払わなければならないでしょう。当然経営、株価に大きな影響があるでしょうし、業界再編があるかもしれません。
社会にとって悪い行為をしていたのですからしょうがないことであり、同情の余地はありません。
●こういう大手企業の社会問題をテレビや新聞は大きく報じようとはしません。それが日本の大手メディアの体質、本質なのです・・・ジャーナリズムのかけらもない連中なのです。