√TEACHER-1
※これは全てフィクションです
~TEACHER-1~
「先生!おはようございますっ!」
「はい、おはよう。」
夏休みが開け、
眠たそうな目で登校する生徒たち、
部活の朝の練習で既におねむな生徒たちをよそに
高校の朝はいつも
野球部の爽やかな挨拶が飛び交う。
もちろん、挨拶をするのは野球部だけじゃない。
「おはよう!」
「え、あ…おはようございます。」
今回に限って控え目に挨拶する玉田 初(たまだ うい)は、違和感を感じる。
「今の先生、誰?」
初は全く知らない若い教師らしき人に挨拶をされたのだ。
「知らなぁい!うちも初めて見たんだけど。だから挨拶し忘れたわ。」
初の隣には親友の優美子
「初、惚れちゃったのー?」
「んなわけないじゃんっ!もー」
目を見開く初と目が垂れる優美子、
昔からこんな感じ。
しかし、さっきのたわいのない瞬間は初の心に後味を残してしまった。
あの先生は誰?気になる…。
頭にずっと巡る感情
これがもう既に何かを暗示していたのかもしれない。
