人の人生って何処でどうなるか分からない。
ある男の子のお話です。
その子はずっと、プロのスポーツ選手になる事を目指していました。
でも、故障が多かったのです。
故障して、病院や治療院に通って、リハビリを続ける日々。
親身になって彼をサポートする先生やスタッフの対応を毎日見ているうちに彼の考えは変わって行きました。
彼は、スポーツ選手になる事よりも、自分には、こういうサポートする側の方が向いているのではないかと考える様になりました。
彼の将来を、彼の思いを、未だ知る人は少ないです。
怪我が治った今、先生は、1年後にもう一度診察においでと言いました。
その頃、彼が選手として活躍しているか、サポート側になっているかは誰も分かりません。
人との出会いも、出来事もその人に何をもたらすかは、どうなって行くかは、神様しか分からない事なのかもしれません。