洗濯物を片付けていると、息子が寄って来て、「遊ぼ♪」と言います。
洗濯物を片付けている時間は私がそこにじっと座っている事を彼はちゃんと知っているのでしょう。
遊んであげていると、エキサイトして、洗濯物の上に乗ってしまいます。
そのうち、畳んだ洗濯物の上にも乗ってしまって、折角畳んだ洗濯物をまた畳む羽目になります。
それを繰り返しているうちに、娘も賛同します。
娘は、フカフカの洗濯物が大好きで、昔からその上に乗るのが好きなのです。
そして、私は、洗濯物何てどうでも良い気持ちになります。
彼等がこうして、「遊ぼ♪」てやって来る時間はきっと、短いです。
子供のままでこうして無邪気にやって来る時間はあっと言う間です。
そう考えると、全ての事がどうでも良く思えて来ます。
今、この時間を大切にしたいと思います。
彼等にとってみたら、「今」が大切で、それ以外何て考えていないかもしれません。
純粋に「今」を楽しむ事って凄く大切な事。
私は、どちらかと言えば、ずっと、「型」にはまった凝り固まった考え方をする生き方をして来て、「ああしなければいけない」とか「こうしなければいけない」とか、「こうでなければいけない」と決め付けてばかりいた気がします。
でも、それは、誰にも強要されている訳ではなく、自分自身で勝手にそうでなければいけないと思っていたのだと思います。
彼等に出会った事で、私も柔軟な考えが少しは出来る様になって来たのかな。
ふと、たかが洗濯物、されど洗濯物の出来事でそんな事を思いました。