私が子供の頃には節分は豆まきと、イワシを食する事が節分行事だった。
いつも間にか、恵方巻きが定着しているなぁとしみじみ感じる。
そして、その習慣は我が家にも定着しつつある(笑)
節分の日、無言であの巨大な巻物を一言も発せずに吉方向に向かって食べ続ける・・・この行事を何回行ったかなぁ・・・。
最近では、イワシを飾る柊の束も売っているらしく、相方が嬉しそうに購入して来た。
が!肝心な豆は購入して来なかったらしい!!!
何故だっ???節分と言ったら欠かせないのは豆だろう!!!
と私は言ったのだが、どうも、先日、転勤のご挨拶にやって来た営業マンに頂いた豆があるから・・・と思ったらしい。
いやいやいや、豆は食べるし、撒くんだょ!!!
豪快に撒かないと、鬼を退治するんだから!!!
と私は思う。
そう、昔から、豆をこれでもかっ!!!って位、窓という窓、ドアというドアから撒き散らす家庭で私は育った。
だから、豆が無いなんて、ありえない節分なのだ。
急遽、コンビニで豆を購入して来た相方。
そうそう♪節分はこうでなくっちゃ!!!
私は嬉しくて嬉しくて豆を撒き散らす。
明日になれば、鳥さんのご馳走だょ。
暗闇に投げる豆は白くてとっても綺麗です。
今となっては、ふと思う。
よそのお家はどうなのだろう?
窓という窓、ドアというドア全てから豆撒きするのかなぁ。
そんなに我が家には鬼は居たのだろうか?
居たとしたら、何で我が家にはそんなに追い出す程鬼が居座っていたのかなぁ・・・と。
とりあえず、恵方巻きは苦しいけれど、美味しい。
何となく相方と競争になっている(?)気がする・・・。
この先、味わって恵方巻きを食する日ってあるのだろうか。