子供の頃、日本の伝統行事を行う事が習慣でした。
そういう家庭に育っているので、日本の行事が好きです。
我が家は旧暦で動く家庭だったので、本当の意味でのお正月、年明けは節分でした。
だから、大体の行事は学校や一般的行事を外で、旧暦で家庭でと2回経験しながら育って来ました。
その行事その季節の料理を母親は楽しませてくれました。
それもこれも、食しながら、目で見ながら覚えてくれると信じていた様です。
今になって思うと母親の思惑は凄いなぁと感じています。
雛祭りだから、本日は、ちらしずし、ハマグリのお吸い物、桜餅・・・としっかり雛祭りをしています。
女の子の日だから。
女の子が喜ぶ色彩豊かな綺麗な食べ物達。
外国人の友人にも説明をしながらお裾分けしました。
日本に来て何年生活していても、そういった行事はあまり関わりを持っていないそうで、とても喜んでもれました。
我が家ではあと何が出たかなぁ・・・。
年頃になって和より洋が好きになって来た頃にはケーキもリクエストしていたなぁ・・・。
雛祭りの歌って今時の子供達知っているのでしょうか・・・。
何気にあの歌難しく、その意味って学校では習わなかった気がします。
あの頃の私・・・けっこう間違って歌っていて母親に困惑されました(笑)
ぼんぼりって何?とか、言っていたかも・・・
お嫁に行かした姉様に~ってお前が行かせたのかっ???お嫁にいらしただろっとか。
良く似た間者の白い顔って官女だよっ間者じゃスパイだろっとか。
子供の頃の自分に今の自分が歌いながら突っ込みを入れていました(笑)
これから何年この行事を祝うのかな。
この国で、ずっと残してほしい行事の一つです。
ちなみに実家ではさすがに段飾りは大変らしく、お内裏様とお雛様だけ出ています。