私はもともと自分ってモノを持っている様で人に合わせるのがとっても上手でした。
だから、自分に我慢させる事が多かった若い頃。
ずっと生き方に疑問を持ち続け、ずっと、何処か冷めていて、ず~と、何かを探して来ました。
その人生のターニングポイントとなる時って誰かが何かしらメッセージをくれるって感じですが、相方もその一人でした。
相方は今迄周りに居なかったタイプ。
まるで宇宙人みたいでした。
亭主関白な厳格な父親の元で育った私にとっては外人さんみたいな変な人。
外国暮らしが長かったせいもあるのかもしれませんが、本当に不思議な人でした。
自分の足でちゃんとすくって立っていて、誰にも頼っていなくて、男尊女卑が全くない人。
その頃の私は自分があって無い様なモノだったんでしょうね、きっと。
ブチブチ文句を言ったり、弱音を吐いていた時、羨ましがったり・・・そして、相方に渇を入れられた事を覚えています。
「自分が自分に誇りを持ているモノを一つ持てみたら?俺に凄い!って言わせる位になってみたら?」
喧嘩をした時に、何も持っていない自分を卑下していた時、相方はそう言いました。
何もないのではないのです。
自分が自分を卑下してはいけません。
自分を知ろうとしなかっただけ。
自分自身を見ようとしていないだけなのです。
分かろうとしていないだけなのです。
そして、なにくそ~!絶対ギャフンと言わせてやる~!やりゃ~いいんでしょ!やれば!!と私は頑張りました(笑)
ギャフンって何でしょうね(笑)今、考えると。
ギャフンとは言いませんでしたが、相方は頑張って来た私を、頑張っている私を認めてくれている様です。
きっと、誰にでもやる気に火を付けてくれる人居る筈です。
そして、ギャフンと言わせてやりたい!とか、認めてもらいたいって思える人が居る筈です。
そういう人を探す事も一つの自分のやりたい事を見付ける手掛かりになるかもしれません。