先日の事です。
古い友人がお菓子を作ってくれました。
それを一緒に食べたもう一人の友人の出来事です。
私も友人も大のお菓子好きでとても美味しく頂いたのですが、とても沢山頂いたので家に持ち帰る事になりました。
その友人は美味しい物は独り占めしたいタイプらしいのですが、その時はあまりに美味しくてお母様にお裾分けしてしまった!そうです。
お裾分けをした事に「してしまった!」とはおかしなお話ですが。
その理由はこんなでした。
いつもなら一人でこっそり美味しく食べてしまうけれど、
「一人で食べてしまうのは勿体ない!誰かにこれを伝えたい!」
と思う味だったそうです。
そして、こんな事をしたのは初めてで、そんな自分にも驚いたけれど、このお菓子の美味しさにとても感動したのだそうです。
誰かに伝えたくなるって素敵な事。
そんな美味しいお菓子を作ってくれるその友人の幼い頃の夢は喫茶店を経営する事だったそうです。
高校に進まずに調理の道に進みたかったけれど、その当時、「高校位は・・・」と言う考え方が普通でした。
それで親に説得されて高校に進んだと友人は言っていました。
現在、友人は主婦業をしながら趣味でお菓子を作っています。
自分なりにアレンジしたレシピでお菓子を作る彼女は今は喫茶店を営もうとは思っていないと言います。
今は庭のブルーベリーが収穫出来たらそのブルーベリーでマフィンを作る事に挑戦すると言っています。
その為に自分なりに研究を重ねている様です。
形は変わっても誰かを幸せにするレシピを彼女は沢山持っている様です。
一緒にお菓子を食べた友人はその話を聞いて、
「是非いつか子供の頃の夢を実現させてほしいなぁ」
と言っていますが・・・。
長く友達をしていましたが、彼女の夢を聞いたのはこれが初めての事。
まだまだ知らない事だらけなんだなぁって思いました。
ちょっと新鮮でした(^-^)