被災して変化があったのは、一緒に食事をする事。
被災して、仕事もままならない時、電気も水道も通っていない時、昔の人と同じ様な生活をしていた時、家族が一緒に朝食を摂る様になりました。
私は朝はしっかり食べるタイプ。
相方は朝食を食べないタイプでした。
ずっと、一日の始まりには朝はしっかり食べた方が良いと色々試行錯誤した時期が続きましたがもう朝食を食べない時期が長い人にはなかなか難しい事の様子でした。
それがすんなり今では一緒に朝食を摂っています。
それはあの地震の後から続いています。
今迄には無い事です。
何も出来ない時期、料理人の相方が毎日毎日朝食を作ってくれていました。
あの時間は私達家族にとって本当に大切な時間だったのかもしれません。
家族はやっぱり一緒に同じ物を一緒に食するものなのだと思います。
同じ物を食べ、同じ時間を共有しながら家族になって行くのだと思います。
電気が通らなくて腐ってしまうから勿体ないと始まった朝食が今では日常になっています。