インフルエンザの予防接種が始まりましたので、今日はちょっと予防接種について書きます。
予防接種には2つの目的があると思います。
1. 公衆衛生
2.個人の健康
皆さんがすぐに思い浮かぶのは圧倒的に2のほうだと思いますが、個人的には1のほうが重要だと思います。
例えば天然痘は撲滅したわけですが、一部でも副作用等を理由にワクチンの接種を拒否する人々がいれば撲滅はできませんね?
個人がワクチンの副作用で例え死のうが、それより多くの人の命を救える可能性があれば拒否することは許さないと、そういうことです。
だから半強制的にワクチンを接種されるものもあるわけです。
で、インフルエンザですが、インフルエンザの予防接種は任意ですね。
2の側面が強いワクチンということでしょうか。
最近では子宮頸がんワクチンの副作用が取り上げられたりしてましたが、みなさんちゃんとワクチンのメリットとデメリットを勘案して、接種したほうが良いのかどうか判断してますか?
打ったほうが良いですか?と聞かれることがありますが、それは個人が決めることです。
例えば、Aという病気のワクチンがあったとします。
この病気には毎年全国民の10%が罹患発症します。
この病気にかかると5日間38℃程度の熱が出ます。
このワクチンを打つとこの病気にかかる確率が半減しますが、ワクチンの副作用で10万人に一人亡くなります。
どうですか?
打つという人と、打たないという人がいるのではないでしょうか?
どの程度のビネフィットでどの程度のリスクまで許容できるかは、個人の経験によってだいぶ異なってくるのではないでしょうか?
ちなみに、私ならこんなワクチンは打ちませんけどね。
